平成13年度 東京ヨットクラブ 定期総会


 平成13年5月13日(日)午後2時よりマリーナ2階会議室において平成13年度東京ヨットクラブ定期総会が開催された。
 会員総数223名に対し出席会員数49名、委任状提出会員数81名、計130名となり会員の過半数を越え、よって総会は成立した。
 和田泊地クルージング委員長の開会宣言、長沢会長の開会の挨拶に続き、各委員から平成12年度の事業報告収支報告および監査報告、平成13年度事業予定事業予算が報告され、拍手により全員一致で可決された。
 ついで役員改選に移り、TYC役員会により推薦された各役員が拍手により可決された。新役員は次のメンバーである。

 


レポーター 広報委員 K-15 レティシア 石井真理

*総会議事はこちら

 
 

2001年度TYC役員

顧問・山崎達光
相談役・立石勲
相談役・土肥丈志
名誉会長・坂田修一
会長・長沢 洋
副会長・早川 淳
副会長・赤星博之
会計・国分良志
監査・福田勝年
パワーボート部会長・倉前雅和
セールボート部会長・平生進一
フィッシング委員長・高山 努
広報委員長・五十住 実
安全通信委員長・加藤 雅弘(新任)
行事委員長・中野武志
競技委員長・小島正和
泊地クルージング委員長・和田 実
運営協議会 森 久人
ホームページ管理者 五十住 実
メーリングリスト管理者 小林 茂




開会の挨拶をする長沢会長

 
 




運営協議会経過報告をする森委員

「運営協議会経過報告」
 マリーナ運営協議会委員の森氏より。

 昨年提出した要望書および抗議書(詳しくは運営協議会[リンク])に対する誠意ある返答がTTC(東京テレポート)よりなにもない。
 このTTCのおざなりな対応に対して運営協議会利用者代表は3月13日、夢の島マリーナ利用者全員に対し係留料の不払いを含む緊急アピールを行った。
 その後TTC英社長とのトップ会談において係留料の値下げも含め6月まで回答したいとの社長発言を引き出した。そこで緊急アピール第2弾として、とりあえず6月までの利用料=年額の1/4だけを払いましょうという対処をおこなった。
 現在は回答待ちである。この回答如何によっては再び不払い、係留料供託も含めた運動を行うつもりである。その際にはぜひ協力していただきたい。


 
 

「運営協議会委員選挙」

 また、現行の運営協議会委員は任期が切れたので、再度選挙にて委員を選出したい旨の通告がTTCより来た。
 そこでTYC役員会として利用者代表選挙立候補者として下記6名を推薦し、総会で可決された。

・坂田修一
・高山 努
・和田 実
・五十住実
・森 久人
・長沢 洋

 
 



平成12年度事業報告を述べる赤星副会長



収支報告をする会計の国分氏

 
 


「代表会員年会費改定に関して」 長沢会長より

 各イベントが多彩かつ大規模になってきた。ボランティアの精神を持って下さった方々のお手伝いだけではイベントの運営も難しい状況である。備蓄が先細りになってきており、先々どうなるかわからないので、つまり今後弁護士費用等の発生も想定し、やりくりをしながら経費をおさえていきたい。
 新たな会員、クルー会員をつのる一方で経費も押さえていくが、今後代表会員の年会費を10,000円→15,000円の値上げをせざろう得ないことになりかねないことを、知っておいていただきたい。
 また、経費削減の一環として、トワイライトジャズフェスティバルにおいてTYCの負担も大きくなっているので、アマチュアに近い人を呼ぶことも考えている。

 
 




平成13年度の事業予定を述べる
倉前パワーボート部会長



平成12年度の監査報告をする福田氏

 
  「子供の日クルージング」
 
 お礼の作文・絵が16点が届く。その一部が倉前夫人の朗読により紹介された。
(以下、抜粋記述)

・いい思い出になった。なんて立派な船、乗ってみたいと思った。スピードが早く絶叫マシーンみたいで楽しかった。きれいだと思ったのは、水がキラキラ光っていた。
海の中に鏡があって太陽が反射していた。

次は辛口の作文から、
・船に乗っている時、楽しかった。企画はすばらしかったのですが、川などが汚れている、ゴミが流れているのが残念だった。

(アトリウムにお礼の作文・絵から選んだ大賞作品が展示されています)



子供の日クルージングに参加した子供達の
作文を朗読する倉前夫人

 
  「その他/質議応答」

・運営協議会経過報告について、Fー11/ウィンディ/中村氏より

 係留料は高く、現行の半分でも高いと思っている。東京湾にある不法係留をなくすため、不法に船を係留している人に対して安い料金を支払う対処をとったと聞いている。
 我々からもこうすればいいという意見をどんどん出せばどうか。コストについても、どれだけ収入があり、どれだけ使っているのかTTCに会計報告を出してもらうようにしてほしい。協力できることはどんどんしい。

・運営協議会経過報告について、M-12/アーチ/小島氏より

 桟橋のパワーポストが替わったが、電気をつなぐ所と水が出る所が同じなので危険を感じる。施設内での人身事故に対しTTCの対応はどこまでてきているのか一度尋ねてほしい。
 
 



「係留料は1/2でも高すぎる・・・」
Fー11/ウィンディ/中村氏



「新しいパワーポストは危険ではないか?」
M-12/アーチ/小島氏

 
 
・葛西橋たもとの状況について、ブルー上海/坂田氏より

 運河の河口が浅くなっており、中潮で2.3Mだったため、船のキールが引っ掛かった。
 TTCから浚渫の要望をお願いしたい。出る場合、橋の下のまん中より右側・橋げたよりが危ない。

・ディスカバー・セイリングキャンペーンについて、会長より

 7月20日海の日に、JSAFと舵社が主催するディスカバー・セイリングキャンペーンの一環として、セーリング人口の拡大をめざし、リレーで全国を回航する企画がスタートする。その第一レグで、スーパーサンバードが7月20日ここ夢の島マリーナを出航し三崎までいくことになっている。できれば当日伴走をお願いするとともに、ヨットに乗ってみたい人を乗せてもらえばと思う。

・その他/会長より

近いうちに石原都知事がヨットの上でインタビューを受けるので、ヨットを貸しても
らえる人がいるかどうか、非公式にお願いがきている。

 
  「閉会」 会長より

 来年でTYC創立10年を迎える。マリーナで皆さんが色々な遊びをなさっているので、TYCも大きくなっていることだと思う。我々がシーマンとして誠実にふるまうことを考え、TYC旗をかかげて出かけていっていただけたら思う。

今後の活動について

・広報活動の近代化の一環として、ホームページ・メーリングリストのさらなる充実をはかっていきたい。

・忘年会で紹介をしたクラブのエンブレムについては、近日購入希望をつのりたい。

・現在のTYC旗はオフィシャルなものとし、交流のための三角旗をつくりたい。このデザインについては懸賞つき公募を考えている。

・イルミネーションパレード&コンテストについて、今後様々なかたちで参加をしたい。森さんと一緒に準備をしてもよいという方は、ぜひ森さんに連絡をしていただけたらと思う。