マリーナ運営協議会からの緊急アピール |
夢の島マリーナ運営協議会
五十住 実、倉前 雅和、坂田 修一
前略 マリーナ運営協議会が発足してはや2年が経とうとしております。 この間、経営側代表との合同協議会を通じて利用者の要望を伝えて参りましたが、いままで何らの具体的な改善はなされておりません。 ことに、経営側の頻回な担当者の交代、さらには引継ぎ不足を露呈する不見識な参加態度は積み上げてきた対話の蓄積を無為なものにしております。 このことは、経営側がこの運営協議会を単に開催することのみを目的とし、あたかも聞く耳を持つふりをする道具としている、と言わざるを得ず、この会議が利用者の利便性向上の窓口になるという我々の期待を幻想に終わらせるものでしかありません。 平成11年6月12日に利用者側から提出された夢の島マリーナ運営協議会改善案に対する東京テレポートセンターからの平成12年2月20日付の回答があまりにもおざなりなものであったことから、平成12年4月23日に再度の要望に加え抗議書を提出しました。 このなかで改善努力がなされない場合には実力行使をせざるを得ない旨を明記しました。 ここに至ってはこの宣言にしたがって行動を起こすときが来たのではないかと考えます。 そこで、次のような行動指針を提案したいと思いますので、利用者が一丸となった運動に拡大しますようごご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 手段 : 1.係留料の自動引き落としの停止 2.個々のマリーナ係留料を利用者代表による一括納入とする あるいは個々に支払準備を行い待機する 3.場合により一括して法務局供託とする 直ちに実行していただきたいこと ; 次年度の係留料支払い時期が迫っておりますので、まずは自動引き落としを希望しないとの意思表明葉書を同封しますのでご署名のうえ投函してください。 さらに、東京テレポートセンターから引き落とし予定通知書が届きましたら各自の支払銀行で実行停止の手続きをお取りください。 係留料の支払いについて ; むろん、この活動は支払いを拒絶しようとしているのではなく、支払い準備はしていただかなければなりません。 すでに設けておきました支払準備口座に納入して頂くか、個々に準備していただくことになります。 この点については次号にてお知らせします。 また、支払方法によっては従来の減額が受けられなくなるかもしれませんが、なにとぞご寛容ください。 以上のごとく、騒動を惹起することは不本意なことではありますが、事情をお汲み取りのうえ、一人でも欠けることなくご参加を頂けますようお願い申し上げます。 なお、上記の要望書、回答書、抗議書につきましては東京ヨットクラブのホームページのマリーナ運営協議会のページに掲載しますのでご確認ください。 TYCホームページのURL: http://www.tyc.gr.jp 平成11年6月12日 マリーナ運営協議会利用者代表提出の「要望書」
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