運営協議会利用者代表よりのお知らせ

 

マリーナ運営協議会の開催状況

平成11年4月10日 第1回マリーナ運営協議会
平成11年6月12日 マリーナ運営協議会利用者代表「要望書」を提出
平成11年6月21日 第2回マリーナ運営協議会
平成12年2月20日 「要望書」に対する東京テレポートセンターの「回答書
平成12年3月 2日 第3回マリーナ運営協議会
平成12年4月22日 マリーナ運営協議会利用者代表「抗議書」を提出
平成12年7月 8日 第4回マリーナ運営協議会
平成12年9月 9日 第5回マリーナ運営協議会
 運営協議会利用者代表は去る平成11年6月12日に「夢の島マリーナ運営協議会改善案(要望書)」を提出した。これに対し平成12年2月20日付の回答が東京テレポートより各マリーナ契約者のもとに送付された。
 この東京テレポートの回答を見る限り、我々運営協議会利用者代表は深い失望と憤りを感じるのを禁じ得ない。そこには問題を先送りにし、前向きに要望を解決していこうと言う姿勢がまったく見られないからである。夢の島マリーナの運営主体を東京都から民間に変更することにより利用者サービスの向上を図るといった約束はいったいどうなったのであろうか。
 この回答への対応を検討すべく、運営協議会利用者代表は数回の会議を経て協議を重ね、その結果を下記抗議書という形にまとめ、これを平成12年4月23日に株式会社東京テレポートセンター宛に送付した。あわせて、来る5月14日のTYC総会でこの件につき引き続き検討したい。

夢の島マリーナ運営協議会改善案(要望書)


株式会社東京テレポートセンター代表取締役社長殿
平成11年6月12日
運営協議会メンバー

@環境問題
イ)新砂汚水処理場(東京都下水道局)より排出される水質汚染問題
当クラブ発足時より都へ問題提議しているが、全く回答がない。

口)引き波対策
東京都が外注設計し数年前に防波堤及び出入り口の改良案が出たが、その後全く工事する気配がない。

ハ)マリーナ取り付け道路及ぴ駐車場間題
今後予定される江東区ドリームアイランド計画(現清掃工場跡地)による交通渋滞、現状一方向(湾岸道路)よりの出入り口でよいのか、又駐車場(オーナー専用部分)の不備。第一駐車場のゲートを手前に移動、植栽の除去、進入路の一方通行化により30台程度のスペースが生まれると思われる。

A施設問題
イ)クラブハウスの運営及び施設の充実
現状一クラブ員が運営に協力してくれているが、大変困っている。又クラブハウスのスペース自体非常に狭い。

口)上下架施設の連営間題
現状では労働安全衛生法にのっとって運営されていない。非常に危険である。

ハ)船具ロッカー新設間題
東京都は数年前に新設するとクラブ側に通知したが、全く実施される様子がない。

二)水深間題
マリーナに非常に浅いところがある。(上下架わきサービス桟橋付近)

B利用料金問題
イ)年間利用料金
超小型バースとその他のバースとの利用料金バランスが非常に悪い。A区分のメートル当たりの料金が7万円(年間42万円)から逆算すると、B区分49万円、C区分56万円、D区分70万円、E区分91万円、F区分105万円、G区分136万円となる。上記のよう利用料金の改定を希望する。

口)燃料料金
免税軽油、三崎は42円、浦賀51.9円、夢の島と同じ陸埋め型タンクを有する浦賀を考えても非常に高い。当夢の島マリーナ免税軽油料金1リットル当たり50円を希望する。

ハ)上下架料金
この料金を安くすることによりお互い艇の上架回数を増やさせ、船底の確認、ジン
クの点検など安全性の向上を啓蒙するべきである。
内部艇に限り料金を一律一回8千円を希望する。(マリンサービス作業量を含む)
水洗機は無料。

二)ビジターバースの利用について
内部艇の紹介がある場合に限り、料金50%OFF。
友人が他港から遊びにきてあまりの利用料の高さに閉口している。

上記のよう利用料金の改定を希望する。

口)燃料料金
免税軽油、三崎は42円、浦賀51.9円、夢の島と同じ陸埋め型タンクを有する浦賀を考えても非常に高い。当夢の島マリーナ免税軽油料金1リットル当たり50円を希望する。

ハ)上下架料金
この料金を安くすることによりお互い艇の上架回数を増やさせ、船底の確認、ジン
クの点検など安全性の向上を啓蒙するべきである。
内部艇に限り料金を一律一回8千円を希望する。(マリンサービス作業量を含む)
水洗機は無料。

ニ)ビジターバースの利用について
内部艇の紹介がある場合に限り、料金50%OFF。
友人が他港から遊びにきてあまりの利用料の高さに閉口している。

 

 

運営協議会改善要望等への対応について(回答書)

12.2,20
1夢の島マリーナ運営協議会改善案(要望書)について

(1)環境問題
イ)新砂汚水処理場より排出される水質汚染問題
下水道局へ改善要望してきたところ、平成11年12月16日から同12年3月16日にかけて、砂町水処理センター採水口の前面に鋼管杭を1O数本打設し、対岸方面への流速を抑制し、マリーナヘの直接の進入を軽減する対策を講じることとなっています。引き続き、抜本的な対策について要望していきます。

口)引き波対策
壊れた波除板を改修する予定です。ハマリーナ取り付け道路及び駐車場問題ドリームアイランドの計画に伴う道路のアクセスは未だ決まっていないとのことです。当マリーナに、入口を共用したいとの申し出がありましがお断りしています。なお、現在ビジターバース背面の公園については、平成7年ころ建設局に土地の所管替えを要望してきましたが、お断りされてきた経緯があります。
一第一駐車場前面の道路の有効活用は検討していきます。当面は車回しの整備を考えていきます。また、横浜方式の荷物の積み卸し場としての整備についても検討していきます。
なお、カードシステムの稼働で、土・日の第一駐車場のいつも満杯状態は緩和されている状況です。

(2〕施設問題
イ)クラブハウスの運営及び施設の充実一オーナーズルームについては、来年度もサンクルーでの営業をお願いしています。しかし、昨年の営業実績はあまりお客が入らなかったと聞いています。

口)上下架施設の運営問題
当社でも調査し、また弁護士にも照会してみましたが、労働安全衛生法で規制する設備に該当しないとのことです。しかし、安全管理には今後も十分注意をはらっていきたいと考えています。

ハ)船具ロッカー新設間題
昨年、シーボーニアを見学しどの様な設備か見に行ってきました。今後の施設の改修計画の中で試行的に取り入れたいと考えています。ただし、場所を何処が好ましいか、今後皆さんの意見を踏まえて検討し
たいと思います。

二)水深間題、
東尿都の音波探知機を設置した船で見てもらったのですが、特にこれといった箇所は見当たりませんでした。2月8日、スロープ式上下染施設の点検時に合わせ、潜水夫に当該箇所を確認させましたが、ヘドロ層が厚いとの報告はありましたが、これといった障害物の確認はできなかったそうです。

(3)利用料金問題
イ)年間利用料
利用料金を変える予定はありません。需要と供給のバランスや近隣料金との比較など料金決定にはいろいろな要素があり、長さだけが料金を決める基準ではないと考えています。

口)燃料代金・上下架作業料金・水洗機利用料
一竃イの島マリンサービスには要望を伝えました。
なお、燃料につきましては、この近隣マリーナの料金も調べました。
その結果は別紙のとおりです。

ハ)ビジターバースの利用料
一料金については、先の年間利用料と同様、変更する予定はありません。

2その他前回要望事項について

(1)施設関係
イ)第2駐車場駐輪場の設置施設の補修・改修計画の中で検討していきます。

口)給油桟橋横の待機バースの活用当面バースの段差を鉄板で覆うなどして、サービス桟橋に準じた使用形態を検討しています。また、桟橋の傾きは、なるべく早い時期に調査し、
使いやすくしたいと考えております。

ハ)バースの見回りと設備チェック各バースの担当を決め、定期的に巡回しています。必要が生じたところ
は早急に対応していますが、外見だけで分からない部分もあるので、不具合があれば利用者から連絡していただきたいと考えています。

二)施設補修・改修計画についで3年間の施設の補修・改修計画は別紙のとおりです。
ただし、予算見合いが前提となります。また、施設の損傷や磨耗により緊急に修理・改善が必要となる場合もあり、こうしたときは緊急性の高い工事から実施していきます。したがって、予算との兼ね合いの中で流動的に対応していかざるを得ないものと考えています。

ホ)水面に落ちた際の登り口の設置
一今後他のマリーナ等も参考にして検討していきたいと考えています。

(2)その他
イ)ナンバーのないバイク対策
一取り会えず、どのくらいナンバーがない車があるか調べました。その結果、193台中126台がナンバーがない車です。しかし、ナンバーがあっても自賠責保険に加入しているのは14台のみでごく僅かです。
今後どの様な対応をしていくか、検討課題と認識しています。

口)低圧電気主任技術者の選任
一この施設も基本的には電気主任技術者を置かなければいけません。しかし、特別な事由があるときは、容量1,000キロワット未満の場合は、関東電気保安協会に月1回と年1回の定期点検を行うことを条件に、電気技術者不選任の許可を得ることができるとされています。この施設は開館したときに、こうした手続きがとられており、電気主任技術者の専任を行っていません。これは、改めて関東電気保安協会にも確認いたしました。
しかし、施設の老朽化もあり、電気職種の配置が必要であると痛感しており、現在社内で検討しております。

運営協議会改善要望等への対応について
12.2,20
運営協議会改善要望等への対応について
12.2,20
1夢の島マリーナ運営協議会改善案(要望書)について

(1)環境問題

イ)新砂汚水処理場より排出される水質汚染問題
下水道局へ改善要望してきたところ、平成11年12月16日から同12年3月16日にかけて、砂町水処理センター採水口の前面に鋼管杭を1O数本打設し、対岸方面への流速を抑制し、マリーナヘの直接の進入を軽減する対策を講じることとなっています。引き続き、抜本的な対策について要望していきます。

口)引き波対策
壊れた波除板を改修する予定です。ハマリーナ取り付け道路及び駐車場問題ドリームアイランドの計画に伴う道路のアクセスは未だ決まっていないとのことです。当マリーナに、入口を共用したいとの申し出がありましがお断りしています。なお、現在ビジターバース背面の公園については、平成7年ころ建設局に土地の所管替えを要望してきましたが、お断りされてきた経緯があります。
一第一駐車場前面の道路の有効活用は検討していきます。当面は車回しの整備を考えていきます。また、横浜方式の荷物の積み卸し場としての整備についても検討していきます。なお、カードシステムの稼働で、土・日の第一駐車場のいつも満杯状態は緩和されている状況です。

(2)施設問題

イ)クラブハウスの運営及び施設の充実
一オーナーズルームについては、来年度もサンクルーでの営業をお願いしています。しかし、昨年の営業実績はあまりお客が入らなかったと聞いています。

口)上下架施設の運営問題
当社でも調査し、また弁護士にも照会してみましたが、労働安全衛生法で規制する設備に該当しないとのことです。しかし、安全管理には今後も十分注意をはらっていきたいと考えています。

ハ)船具ロッカー新設間題
昨年、シーボーニアを見学しどの様な設備か見に行ってきました。今後の施設の改修計画の中で試行的に取り入れたいと考えています。ただし、場所を何処が好ましいか、今後皆さんの意見を踏まえて検討したいと思います。

二)水深間題、
東尿都の音波探知機を設置した船で見てもらったのですが、特にこれといった箇所は見当たりませんでした。2月8日、スロープ式上下染施設の点検時に合わせ、潜水夫に当該箇所を確認させましたが、ヘドロ層が厚いとの報告はありましたが、これといった障害物の確認はできなかったそうです。

(3)利用料金問題

イ)年間利用料
利用料金を変える予定はありません。需要と供給のバランスや近隣料金との比較など料金決定にはいろいろな要素があり、長さだけが料金を決める基準ではないと考えています。

口)燃料代金・上下架作業料金・水洗機利用料一竃イの島マリンサービスには要望を伝えました。なお、燃料につきましては、この近隣マリーナの料金も調べました。その結果は別紙のとおりです。

ハ)ビジターバースの利用料
一料金については、先の年間利用料と同様、変更する予定はありません。

2その他前回要望事項について

(1)施設関係

イ)第2駐車場駐輪場の設置
施設の補修・改修計画の中で検討していきます。

口)給油桟橋横の待機バースの活用当面バースの段差を鉄板で覆うなどして、サービス桟橋に準じた使用形態を検討しています。また、桟橋の傾きは、なるべく早い時期に調査し、使いやすくしたいと考えております。

ハ)バースの見回りと設備チェック
各バースの担当を決め、定期的に巡回しています。必要が生じたところは早急に対応していますが、外見だけで分からない部分もあるので、不具合があれば利用者から連絡していただきたいと考えています。

二)施設補修・改修計画についで
3年間の施設の補修・改修計画は別紙のとおりです。
ただし、予算見合いが前提となります。また、施設の損傷や磨耗により緊急に修理・改善が必要となる場合もあり、こうしたときは緊急性の高い工事から実施していきます。したがって、予算との兼ね合いの中で流
動的に対応していかざるを得ないものと考えています。

ホ)水面に落ちた際の登り口の設置
一今後他のマリーナ等も参考にして検討していきたいと考えています。

(2)その他

イ)ナンバーのないバイク対策
一取り会えず、どのくらいナンバーがない車があるか調べました。その結果、193台中126台がナンバーがない車です。しかし、ナンバーがあっても自賠責保険に加入しているのは14台のみでごく僅かです。
今後どの様な対応をしていくか、検討課題と認識しています。

口)低圧電気主任技術者の選任
一この施設も基本的には電気主任技術者を置かなければいけません。しかし、特別な事由があるときは、容量1,000キロワット未満の場合は、関東電気保安協会に月1回と年1回の定期点検を行うことを条件に、電
気技術者不選任の許可を得ることができるとされています。この施設は開館したときに、こうした手続きがとられており、電気主任技術者の専任を行っていません。これは、改めて関東電気保安協会にも確認いたし
ました。しかし、施設の老朽化もあり、電気職種の配置が必要であると痛感しており、現在社内で検討しております。

運営協議会改善要望等への対応について
12.2,20

1夢の島マリーナ運営協議会改善案(要望書)ついて

(1)環境問題

イ)新砂汚水処理場より排出される水質汚染間題
一下水道局へ改善要望してきたところ、平成11年12月16日から12年3月16日にかけて、砂町水処理センター挨水口の前面に鋼管杭を10数本打設し、対岸方面への流速を抑制し、マリーナヘの直接の進入を軽減する対策を講じることとなっています。
一引き続き、抜本的な対策について要望していきます。

口)引き波対策
一壊れた波除板を改修する予定です。

ハ)マリーナ取り付け道路及び駐車場問題
ドリームアイランドの計画に伴う道路のアクセスは未だ決まっていないとのことです。当マリーナに、入口を共用したいとの申し出がありましがお断りしています。なお、現在ビジターバース背面の公園については、平成7年ころ建設局に土地の所管替えを要望してきましたが、お断りされてきた経緯があります。
第一駐車場前面の道路の有効活用は検討していきます。当面は車回しの整備を考えていきます。また、横浜方式の荷物の積み卸し場としての整備についても検討していきます。なお、カードシステムの稼働で、土・日の第一駐車場のいつも満杯状態は緩和されている状況です。

(2)施設問題

イ)クラブハウスの運営及び施設の充実
一オーナーズルームについては、来年度もサンクルーでの営業をお願いしています。しかし、昨年の営業実績はあまりお客が入らなかったと聞いています。

口)上下染施設の運営問題
一当社でも調査し、また弁護士にも照会してみましたが、労働安全衛生法で規制する設備に該当しないとのことです。しかし、安全管理には今後も十分注意をはらっていき一たいと考えています。

ハ)船具ロッカー新設間題
昨年、シーボーニアを見学しどの様な設傭か見に行ってきました。今後の施設の改修計画の中で試行的に取り入れたいと考えています。ただし、場所を何処が好ましいか、今後皆さんの意見を踏まえて検討したいと思います。

二)水深問題一二
一東京都の音波探知機を設置した船で見てもらったのですが、特にこれといった箇所は見当たりませんでした。2月8目、スロープ式上下染施設の点検時に合わせ、潜水夫に当該箇所を確認させましたが、ヘドロ層が厚いとの報告はありましたが、これといった障害物の確認はできなかったそうです。

(3)利用料金問題

イ)年間利用料
利用料金を変える予定はありません。需要と供給めバランスや近隣料金との比較など料金決定にはいろいろな要素があり、長さだけが料金を決める基準ではないと考えています。

口)燃料代金・上下染作業料金・水洗機利用料
竃イの島マリンサービスには要望を伝えました。
なお、燃料にっきましては、この近隣マリーナの料金も調べました。
その結果は別紙のとおりです。

ハ)ビジターバースの利用料
料金については、先の年間利用料と同様、変更する予定はありません。

2その他前回要望事項について

(1)施設関係

イ)第2駐車場駐輪場の設置
施設の補修・改修計画の中で検討していきます。

口)給油桟橋横の待機バースの活用
当面バースの段差を鉄板で覆うなどして、サービス桟橋に準じた使用形態を検討しています。また、桟橋の傾きは、なるべく早い時期に調査し、使いやすくしたいと考えております。

ハ)バースの見回りと設備チェック
ー各バースの担当を決め、定期的に巡回しています。必要が生じたところは早急に対応していますが、外見だけで分からない部分もあるので、不具合があれば利用者から連絡していただきたいと考えています。

二)施設補修・改修計画についで3年間の施設の補修・改修計画は別紙のとおりです。
ただし、予算見合いが前提となります。また、施設の損傷や磨耗により緊急に修理・改善が必要となる場合もあり、こうしたときは緊急性の高い工事から実施していきます。したがって、予算との兼ね合いの中で流
動的に対応していかざるを得ないものと考えています。

ホ)水面に落ちた際の登り口の設置
今後他のマリーナ等も参考にして検討していきたいと考えています。

(2)その他

イ)ナンバーのないバイク対策
一取り会えず、どのくらいナンバーがない車があるか調べました。その結果、193台中126台がナンバーがない車です。しかし、ナンバーがあっても自賠責保険に加入しているのは14台のみでごく僅かです。
今後どの様な対応をしていくか、検討課題と認識しています。

口)低圧電気主任技術者の選任
この施設も基本的には電気主任技術者を置かなけれぱいけません。しかし、特別な事由があるときは、容量1,000キロワット未満の場合は、関東電気保安協会に月1回と年1回の定期点検を行うことを条件に、電
気技術者不選任の許可を得ることができるとされています。この施設は開館したときに、こうした手続きがとられており、電気主任技術者の専任を行っていません。これは、改めて関東電気保安協会にも確認いたし
ました。しかし、施設の老朽化もあり、電気職種の配置が必要であると痛感しており、現在社内で検討しております。

(1)環境問題

イ)新砂汚水処理場より排出される水質汚染間題
一下水道局へ改善要望してきたところ、平成11年12月16日から12年3月16日にかけて、砂町水処理センター挨水口の前面に鋼管杭を10数本打設し、対岸方面への流速を抑制し、マリーナヘの直接の進入を軽減する対策を講じることとなっています。一
引き続き、抜本的な対策について要望していきます。

口)引き波対策
一壊れた波除板を改修する予定です。

ハ)マリーナ取り付け道路及び駐車場問題
ドリームアイランドの計画に伴う道路のアクセスは未だ決まっていないとのことです。当マリーナに、入口を共用したいとの申し出がありましがお断りしています。なお、現在ビジターバース背面の公園については、平成7年ころ建設局に土地の所管替えを要望してきましたが、お断りされてきた経緯があります。
第一駐車場前面の道路の有効活用は検討していきます。当面は車回しの整備を考えていきます。また、横浜方式の荷物の積み卸し場としての整備についても検討していきます。
なお、カードシステムの稼働で、土・日の第一駐車場のいつも満杯状態は緩和されている状況です。

(2)施設問題

イ)クラブハウスの運営及び施設の充実
一オーナーズルームについては、来年度もサンクルーでの営業をお願いしています。しかし、昨年の営業実績はあまりお客が入らなかったと聞いています。

口)上下染施設の運営問題
一当社でも調査し、また弁護士にも照会してみましたが、労働安全衛生法で規制する設備に該当しないとのことです。しかし、安全管理には今後も十分注意をはらっていき一たいと考えています。

ハ)船具ロッカー新設間題
昨年、シーボーニアを見学しどの様な設傭か見に行ってきました。今後の施設の改修計画の中で試行的に取り入れたいと考えています。ただし、場所を何処が好ましいか、今後皆さんの意見を踏まえて検討したいと思います。

二)水深問題一二
一東京都の音波探知機を設置した船で見てもらったのですが、特にこれといった箇所は見当たりませんでした。2月8目、スロープ式上下染施設の点検時に合わせ、潜水夫に当該箇所を確認させましたが、ヘドロ層が厚いとの報告はありましたが、これといった障害物の確認はできなかったそうです。

(3)利用料金問題

イ)年間利用料
利用料金を変える予定はありません。需要と供給めバランスや近隣料金との比較など料金決定にはいろいろな要素があり、長さだけが料金を決める基準ではないと考えています。

口)燃料代金・上下染作業料金・水洗機利用料
竃イの島マリンサービスには要望を伝えました。
なお、燃料にっきましては、この近隣マリーナの料金も調べました。
その結果は別紙のとおりです。

ハ)ビジターバースの利用料
料金については、先の年間利用料と同様、変更する予定はありません。

2その他前回要望事項について

(1)施設関係

イ)第2駐車場駐輪場の設置
施設の補修・改修計画の中で検討していきます。

口)給油桟橋横の待機バースの活用
当面バースの段差を鉄板で覆うなどして、サービス桟橋に準じた使用形態を検討しています。また、桟橋の傾きは、なるべく早い時期に調査し、使いやすくしたいと考えております。

ハ)バースの見回りと設備チェック
ー各バースの担当を決め、定期的に巡回しています。必要が生じたところは早急に対応していますが、外見だけで分からない部分もあるので、不具合があれば利用者から連絡していただきたいと考えています。

二)施設補修・改修計画についで
3年間の施設の補修・改修計画は別紙のとおりです。
ただし、予算見合いが前提となります。また、施設の損傷や磨耗により緊急に修理・改善が必要となる場合もあり、こうしたときは緊急性の高い工事から実施していきます。したがって、予算との兼ね合いの中で流
動的に対応していかざるを得ないものと考えています。

ホ)水面に落ちた際の登り口の設置
今後他のマリーナ等も参考にして検討していきたいと考えています。

(2)その他

イ)ナンバーのないバイク対策
一取り会えず、どのくらいナンバーがない車があるか調べました。その結果、193台中126台がナンバーがない車です。しかし、ナンバーがあっても自賠責保険に加入しているのは14台のみでごく僅かです。
今後どの様な対応をしていくか、検討課題と認識しています。

口)低圧電気主任技術者の選任
この施設も基本的には電気主任技術者を置かなけれぱいけません。しかし、特別な事由があるときは、容量1,000キロワット未満の場合は、関東電気保安協会に月1回と年1回の定期点検を行うことを条件に、電
気技術者不選任の許可を得ることができるとされています。この施設は開館したときに、こうした手続きがとられており、電気主任技術者の専任を行っていません。これは、改めて関東電気保安協会にも確認いたし
ました。
しかし、施設の老朽化もあり、電気職種の配置が必要であると痛感しており、現在社内で検討しております。

 
 


平成12年4月22日

株式会社東京テレポートセンター
代表取締役 小久保 久 様

夢の島マリーナ運営協議会利用者代表委員
長沢 洋、坂田 修一、五十住 実
森 久人、和田 実 、倉前 雅和

抗議書

 私共利用者代表委員は、貴社宛に平成11年6月12日付けで夢の島マリーナ運営協議会改善案(要望書)提出致しましたが、これに対し、平成12年2月20日付けで貴社より回答文書をいただきました。しかしながらこの度のご回答を読むかぎり、深い失望と憤りの念を禁じ得ません。マリーナ運営の改善を求め、数々の提案と協議を重ねて、運営者と利用者間の意志の疎通を図ってきたこれまでの努力が反映された内容とは判断出来かねたためです。よって、現状のままでは利用者の総意に応えることが出来ないものと判断し、やむなく抗議書を提出することと致しました。
 以下、貴社回答文書に基づき当協議会利用者代表委員の抗議見解のご説明を致します。

(1)環境問題

イ 新砂汚水処理場より排出される水質汚染問題
 今回の鋼管杭10数本の打設により、マリーナへの汚水の直接流入を軽減出来たとの回答でしたが、利用者としてはその効果を確認出来ていません。もし効果があったのであれば、具体的な水質改善のデータの提出を要望致します。また、引き続き抜本的な対策を要望するとあるが、いつどこにどのような要望をしているのか不明であり、全く具体性に欠けた回答と言わざるを得ません。マリーナ運営者には良好な環境を提供する義務があります。

ロ 引き波対策
 壊れた波除板を回収するとありますが、これでは改善にはつながりません。そもそもマリーナに不可欠な平水性と安全性が著しく損なわれた現状をどのようにお考えなのでしょうか。私共は、人為的に発生する引き波に対する抜本的改善策として、@新砂運河の速度規制等行政的な規制の制定、Aかつて東京都が外注設計した防波堤の設置、B波除板を海底まで増設し、マリーナと運河を遮断する方法、をご提案致します。

ハ マリーナ取付道路及び駐車場問題
 ドリームアイランドとの入口共用計画の拒否については評価致します。
 また、是非とも対策が取られるべき点として、交通量の増大に伴って現在の出入口の危険性が増している問題があります。利用者の安全のためにも信号機の設置等早急な対応が求められます。さらに長期的には、明治通り側の出入口の設置を視野に入れた対応を望みます。
 また、マリーナの設計ミスとも言える駐車場から係留艇までの距離問題(最長1.5q徒歩20分)の解決策としての現ビジターバース背面の公園の利用については、たとえ以前に断られた経緯があったとしても、民営化された現在、新たな展開、例えば事業用定期借地権の設定・土地の交換・払い下げ等の申し入れによる交渉の再開は可能ではないでしょうか。
 一方、比較的早期実現が可能な第1駐車場前道路の有効活用については、車回しの整備だけでなく、ゲートの手前への移動・植裁の撤去・進入路の一方通行化による駐車設備の増設等から速やかに着手していただきたい。

(2)施設問題

イ クラブハウスの運営及び施設の充実
 現オーナーズルームのスペースが非常に狭いため、マリーナ事務所(受付カウンターを除く)を見晴らしの良い2階に移転し、そのスペースをオーナーズルームとして利用するというのも一案ではないでしょうか。そもそも、マリーナの管理事務所にブラインドが下ろされ、視界が遮断されていては、マリーナ内の状況が把握出来ないのではないでしょうか。

ロ 上下架施設の運営問題
 マリーナ内の水質汚染((1)イの汚水流入が原因)により、マリーナの係留艇は総じて船底の汚染がひどく、他水域の一般的なマリーナ係留艇のほぼ2倍の頻度での上架・船底清掃及び塗装・ジンク交換を余儀なくされております。一方、現行の高額な料金設定では、年2回の上下架実施は経済的な負担も大きく、やむなく年1回の実施となっている艇も多いため、船体へのダメージが進み安全を脅かされているという現状があります。環境の改善が図られないならば、年2回の上下架料金及び水洗機使用料は無料にすべきではないでしょうか。

ハ 船具ロッカー新設問題
 新設については評価致しますが、サイズ・利用料金・ 設置場所については再度協議の必要があると考えます。

ニ 水深問題
 マリーナ内の水深に問題のないことは当然のことですが、荒川河口の浅瀬で昨年来、干潮時の座礁事故が頻発しており、関係各方面への対応を急がれたい。

(3)利用料金問題

イ 年間利用料
 マリーナ創設時に使用料を定めた平成3年当時と現在とでは著しく状況が変化しています。例えば、地価(最大ピーク時の6分の1から最小2分の1)及びオフィス賃料相場(概ね2分の1)の大幅下落がありますが、現在の地価及び賃料は概ね適正と考えられています。また、関東水域は近年大規模マリーナが続々新設され、供給過剰とも言え る状況にあり、今後もこの傾向は続くものと考えられます。さらに景気低迷によるプレ ジャーボート需要の不振に見られるように、マリーナ事業にとっては厳しい経営環境に ある現在、諸外国の利用料と比較しても世界一高い水準にある現マリーナ使用料金が維 持され続けているのは異常な事態ではないでしょうか。
 海洋スポーツの振興と海洋環境に対する認識・理解を深めるという高い理想を掲げて計画された当マリーナが、図らずも全国の割高な係留料相場を作ってしまったことに対する自覚の無さに憤りを感じます。せめて貴社の本業であるオフィス賃貸業での賃料の値下げに準じ、現行利用料を半額にまで下げるべきと考えます。
 また、利用契約書第4条によれば、利用料の随時改定が認められております。貴社が利用料の変更をしない場合、その理由と現行利用料が適正である根拠を示されたい。


ロ 燃料代金・上下架作業料金・水洗機利用料
 株式会社夢の島マリンサービスに要望を伝えたとのことだが、当方にて調査したところその事実は確認できていません。いつ誰にどのように伝えたのか回答されたく、また貴社で具体的な交渉が出来ないのであれば、運営協議会で査問したいと考えます。

ハ ビジターバースの利用料
 海洋スポーツの振興及びレクレーション活動の普及という理念と相反している高額な利用料金の設定の根拠を説明されたい。

ニ 人事について
 今般のマリーナ管理室長の異動は、東京都港湾局による夢の島マリーナの運営主体の変更についての説明会での、今後は役所的な短期間の人事異動はしないとした公約に反するものです。
  今後どうしても役所的な人事異動を続けるのであれば、"ハーバーマスター"という職を別に設け、準民間人を採用して最低10年間は移動しないようにしていただきたい。


 結論
 平成10年2月16日付け文書《東京都港湾局夢の島マリーナの運営主体の変更について》によれば、夢の島マリーナの運営主体が東京都から貴社に変更された場合、弾力的な管理運営体制を実現し、利用者サービスの向上を図れると明記されており、説明会においても強くアピールされていました。しかしながら運営主体変更後2年間のマリーナ運営は、当初の予想通り巨額赤字の貴社の赤字補填に利用され、施設の改修が捗らず、利用者は劣悪な環境で高額の費用負担を強いられています。
 この現状は貴社の経営体質に根ざすものであり断じて容認できる事ではありません。平成10年3月1日の東京都港湾局説明会での港営部水域管理課長の説明によれば、マリーナ利用料収入約6億円のうち経費が3億円修繕費3億円であるが、昨年度の施設補修及び改修には予定の半分の経費及び修繕費しか投入されておらず、提供されたサービス及び施設の内容は利用料の2分の1程にしか見合わない状況であり、誠に遺憾です。
 ついては(3)利用料金問題での見解とも合わせ、現状に即した利用料の見直し(50パーセント値下げ)若しくは速やかなるマリーナ運営の具体的改善を求めます。
  マリーナ利用者の中では現状への不満から利用料支払拒否の動きが拡大しており、代表委員としてもこ動きを抑えることは難しいのが実状です。
 以上のような諸事情を鑑み、運営協議会利用者代表委員は、早期改善が見られない場合、運営主体の変更を求め、利用料を一括徴収のうえ、支払留保して交渉に臨む所存です。
 当抗議書に対する貴社の誠意ある早期回答と、全利用者への当抗議書及び回答の送達を要求します。

以上