東京テレポート英社長とのトップ会談

 

東京テレポート英社長と運営協議会利用者代表の話し合い

 
  平成13年3月10日 夢の島マリーナ2階会議室  
  出席者    
  英辰二郎 鞄結档eレポートセンター社長
西森 卓 鞄結档eレポートセンター施設事業部長
千葉睦夫 鞄結档eレポートセンター事業部マリーナ管理室長

長沢 洋 夢の島マリーナ運営協議会委員 東京ヨットクラブ会長
坂田修一 夢の島マリーナ運営協議会委員 東京ヨットクラブ名誉会長
倉前雅和 夢の島マリーナ運営協議会委員 東京ヨットクラブパワーボート部会長
和田 実 夢の島マリーナ運営協議会委員 東京ヨットクラブ泊地クルージング委員長
五十住実 夢の島マリーナ運営協議会委員 東京ヨットクラブ広報委員長
森 久人 夢の島マリーナ運営協議会委員

 

 
 


東京テレポート英社長

 夢の島マリーナ運営協議会は平成12年9月9日第5回会議において、東京テレポート側の担当部長が替わり、その度に何度も同じ議論を繰り返すといったあまりの内容のなさに利用者側代表全員が反発し席を立った。

 それ以降ほぼ半年の間中断したままである。

 
 
千葉管理室長 

 利用者側代表の要望、4月22日の抗議書に対して東京テレポートの対応が遅れ、
苛立ちを感じていると思う。みなさんはマリーナ契約者557人の選ばれた代表であるというこ
とはじゅうぶん認識している。聞くところによると、施設利用料の不払い、一括納入の運動が起きているようで困った事態になった。なんとか東京テレポートの立場をご理解いただきたい。
東京テレポートの取りうる最大限の方策を直接社長より説明をいたしたく今日はお集まり願った。


千葉管理室長、英社長、西森部長

 
 


東京テレポート西森施設事業部長



英社長


 運営協議会は昨年9月にパイプが詰まったままだという、これはたいへんな事だと認識している。今日は運営協議会ということではなく、いままでの不手際をまず最初にお詫びしたい。
 東京テレポートが考えていることをザックバランにお話しすると共に皆さんのご意見を直接伺いたい。


西森部長

 前回の運営協議会では皆さんの今までのご努力をふまえず不勉強のまま協議会に出席し、たいへん不愉快な思いをさせたことを心からお詫びしたい。今後このようなことのないよう肝に銘じて、このマリーナをよくするようよりいっそうの努力をしていきたい。

 
 
英社長

 マリーナフロントの方に施設利用料不払いについての問い合わせが多く来ている。
 この不払いはなんとかご容赦願いたい。


森委員

 東京都の作ったもの、要するに都民の税金で作ったものをタダで借りて、修繕するにも都の金を引っ張ってきて、利益をまるまる第3セクターの赤字補填に使っているのだろう。


お詫びの意を伝える西森部長

 
 
英社長

 そんなことはない、今時東京都にそんな金があるはずない。東京テレポートが運営を任されて3年が経った。マリーナも今年創立10年目という節目の年を迎える。去年修繕について見積もりをさせたら10億だった。5カ年計画でやっていきたい。緊急性の高いものは去年7000万をかけて前倒しで直した。料金については簡単には決められない、東京都との協議が必要だ。ヨットが空き、ボートは待ってもらってる。需給関係を調べて都と協議を重ねたい。

 ハーバーマスターについては具体的にそれなりの人をお迎えしたいと考えている。ハーバーマスターの位置付けをどうするか?管理室長の下では今までと変わらないと理解している。人選は待遇面も含め最終段階に来ている。

 盗難についてはたいへんな問題だと認識している。照明の照度のアップ、監視カメラの増設を考えている。
 
 今後コンサルタントに依頼し6月までには修繕および料金について結果を出したいと思っている。
利用料は全体として下げる方向で検討していくつもりだ。なので運動としての不払いをなんとかやめてい
ただきたい。もし滞納となったらそれなりの方策を採ることになる。

 
 


和田委員、倉前委員、森委員

倉前委員
 

 社長が6月に結論を出すというなら、支払いは6月までしていただかなくても結構です。ということぐらい言ってみたらどうなのか?
 3年前の騒動のとき半年以上払わなかったが東京都は裁判したか?個々の契約者とそんな面倒なことはやれない。


英社長

 社長としてそんなことは言えるわけがない。

 
   

五十住委員

 相変わらず具体的なものはなにもない。
 料金にしても下げる方向で検討するというだけで具体的な額なり率が示されるわけでもない。10年間の不信が積み重なっている。

長沢委員

 東京テレポートの社長、経営トップがわざわざ出張ってきて我々と直接話をし、やるよと言ったことはそれなりに評価できると思う。
 真剣にやろうとしていることは感じられる。後は具体的にその結果を見せてもらうことだ。



長沢委員、坂田委員、五十住委員