第2回 東京港イルミネーションボート パレード&コンテスト
                            TYC広報 五十住 実

   

 

 

12月15日(土)快晴の夕方、お台場海面において参加19艇により
第2回東京湾イルミネーションボートパレード&コンテストが開催された。
午前中吹いていた強風も夕方にはおさまり、気温は低くく寒かったが、
澄んだ空気の絶好のコンディションだった。
東京ヨットクラブの会員艇17艇と浦安マリーナ所属艇2艇が、
思い思いに工夫をこらしたイルミネーションで艇を飾り付け、
我こそはグランプリと集まった。
 今回はマリナデルレイのTournaments of Lightsの
今年の優勝者Diane Weissburgさんとその夫君Jerry A. Weissburgさん、
そしてカリフォルニアヨットクラブ(http://www.calyachtclub.com/index2.shtml?)の
前のコモドアーで今はマリナデルレイの名誉市長のMartin H.McCarthy さんを
審査員としてお招きした。

 午後5時半、警戒艇に乗る長沢会長の指示のもと、
イルミネーションをきらめかせたヨットは整然と隊列を組み、パレードを開始した。
星をモチーフにした艇、虹をかたどった艇、帆掛け舟をイメージした艇と
各艇ごとに趣向が楽しく、またイルミネーションの点滅を複雑にした艇など
いろいろなアイデアが見られ、美しくまた面白く、見る者を楽しませてくれた。
パレードはお台場を2周した後、そのまま晴海に向かい、
晴海から竹芝までパレードを繰り広げた。

 20人近い審査員は日航ホテルの最上階のスイートルームと
お台場に浮かぶ50フィートのパワーボート、シグモア(オーナー高橋務氏)の
2箇所に分かれ、芸術点、技術点などを加味しながら審査を行った。
地上ではデックス東京で実況放送が行われ、
多くのギャラリーがこの思いがけないイベントを楽しんだ。

 パレード終了後、マリーナ2階のパーティ会場で表彰式
および懇親会が盛大に行われた。厳正な審査の結果、
グランプリはVEGA3、最優秀パワーボート賞はアザレア、
最優秀セールボート賞はマドカルU世に決定した。

※ 賞の表はこちら

 今回のグランプリ艇VEGA3の代表者は来年のマリナデルレイでの
Tournaments of Lightsに審査員として参加する予定である。

※ 去年のイルミネーションパレードのレポートはこちら



お台場の会場へ向かうマリナデルレイからの審査員


BIGWING

 

 

 


マドカルU世
 


WAPPA X

 


西遊紀


VEGA3

 

 
 
WISH V

 


警戒艇に乗る長沢会長他

 

 
 
シグモアからの審査風景

 


審査結果をチェックする審査員

 

 
 
パーティ会場でのウエルカムシャンペン

 


パーティ開宴の挨拶をする長沢YTC会長

 

 
 

-----会長挨拶-----

 今年は東京港開港60周年にあたります。
開港の当初から数十年の間、物流の一大拠点として活気にあふれていた東京港は、
道路網の発展とともに海運の不活化やレジャー拠点の遠隔化を招き、
さらには東京港を抱く東京湾奥部が下水の受け皿に成り果てようとしていました。

最近になり過密道路による不経済な物流の改善、災害時の救援路、都民のエコロジーの高揚などにより、
再び東京港の大切さが見直されてきております。
 この海域ではプレジャーボートや観光船など様々な船が行き交っており、
それぞれがマリーナ、ヨット関係団体、港湾事業所、観光事業所、関係省庁など種々の団体に所属しております。
このイルミネーションボートパレード&コンテストが、港で行き交うもの同士の一同に会するイベントとして成長し、
東京港の発展と活性化に、また海上航行の安全の啓蒙になれば幸いです。

また、このイベントはアメリカ合衆国カリフォルニア州のマリナデルレイで開かれております
Tournament of L1ghtsと連携しており、今回はマリナデルレイの名誉市長であられるMartin McCarthyさんと
今年の米国でのトーナメントの優勝者が、審査委員として招待されております。
海をテーマに太平洋を越えて手をつなぐ事にワクワクしませんか。
 さあ、着飾って練り歩こうではありませんか!


 
 
長沢会長による紹介、
左から第39回Tournament of Lights優勝者Diane Weissburg
さんとその夫君Jerry A.Weissburgさん、
マリナデルレイ名誉市長のMartin H. McCarthyさん

日本語も交え、ユーモアたっぷりのスピーチ、
Mr.McCarthyさん

 

 
 
審査委員長であるホテル日航の社長三枝氏

 


マリナデルレイからのお客様と長沢会長、
実行委員会事務局の森氏
 
 
東京テレポートセンター英社長より
東京港開港60周年の記念フラッグが贈られた

 


イルミネーションパレードの審査員の皆さん
 
 
グランプリに輝いたVEGAVの皆さん

 


最優秀セールボート賞に輝いたマドカルU世の皆さん
 
 
パーティ風景

 


実行委員会のメンバー、左より堅田氏、中沢氏、森氏
 
 

主催・後援・協賛

主催 東京港イルミネーションボートパレード&コンテスト実行委員会
委員の内訳 臨海副都心まちづくり協議会 会長 日枝 久
夢の島マリーナ振興会    会長  長沢 洋
株式会社東京テレポートセンター  代表取締役 英 英四郎
東京ヨットクラブ        会長  長沢 洋
後援 東京都港湾局
財団法人日本セーリング連盟 東京湾支部
財団法人日本海洋レジャー安全振興協会(BAN)
産経新聞東京シーサイドストーリー
株式会社 舵社
デックス東京ビーチ ベイスタジオ
 
     
 

審査委員委嘱一覧(順不同)

東京海上保安部 航行安全課長 佐名 信二 様
財団法人日本海事科学振興財団

(船の科学館)
理事長 神山 榮一様
代理   事業部事業課長 緋田 武男 様
株式会社フジテレビジョン 執行役員総務局長 廣田 兼一郎 様
株式会社東京ヒューマニアエンタープライズ(ホテル日航東京) 代表取締役社長 三枝 格一 様
住商アーバン開発株式会社
(デックス東京ビーチ)
代表取締役営業本部長 甘利 安宏 様
株式会社アクアシティー
(アクアシティーお台場)
常務取締役 山崎 文彦 様
株式会社日の丸リムジングループ 取締役事業開発部長
新交通システム室長
松本 豊 様
産経新聞東京本社東京シーサイドストーリー 産経営業局長 永島 貴弘 様
代理 
 産経営業局生活情報部長
小野 博史 様
デックス東京ベイスタジオ スタジオ館長 川辺 保弘 様
第39回マリーナデルレイ
 ホリデーボートパレード
最優秀賞受賞者 Mrs Diana Weissburg
酒呑童子U キャプテン 斎藤 実 様
カルフォルニアヨットクラブ 1994コモドアー Mr. Martin H. Mc Carthy
株式会社舵社 取締役編集長 田久保 雅己 様
サントリーフーズ株式会社 市場開発部 今泉 清 様
有限会社セツコ化粧品 代表取締役社長 青木 節 様
株式会社ワールド航空サービス 代表取締役社長 菊間 潤吾 様
 
     
 

コンテストの結果

艇名 代表者
グランプリ ベガV 佐々木 俊治
最優秀パワーボート賞 アザレア 関根 保彦
最優秀セールボート賞 マドカルU世 土田 明
優秀パワーボート賞  ドルチェレーナ 高畑 一盛
優秀セールボート賞 アドレナリンプラス 井上 貴支
審査員特別賞 ビッグウイング 佐々木 歩
  マヒマヒ 入倉 哲郎
  西遊紀 宮田 昭男
アイディア賞 バッカス 谷下田 忠
 
     
 

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