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お礼のメール
高橋ハウス委員長
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メイフェアオーナー
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ハウス委員会初代委員長 高橋 弘氏が5月初旬にマリナデルレイのカリフォルニアヨットクラブを訪問し、
クラブレースの模様をレポートしていただきました。
前回競技委員会の木村圭子さんが前CYC会長のマッカーシーさんにインタビューした記事の続編をお送りします。
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5月1日に行われたCYCクラブレース、サンセットシリーズのコミッティーボートに乗る機会があり、その模様をレポートします。
木村氏の記事にも有りますように、毎週水曜日午後6時スタートのレースです。
この日我々は3時過ぎにクラブに着きましが
この時間にはまだレース参加者はきておりませんでした。
4時になる頃からぼつぼつ現れ始め、上架保管のJ24やマーチン242(TYCではボーンフリーハート等)、ソリング級などをクレーンで下ろし始め、艤装次第出航。
このクラスは船外機などはつけずに帆走で向かいます。
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出航準備
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マークはこんなにいっぱいあるのだ
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そのころコミッティーは船上でスタッフミーティングや旗の準備が整い次第出航。
スタートライン付近へ。
スタートラインはマリナデルレイ入口にT形にある防波堤をこえた海側に打ちっ放しのマークを基準に、風のふれを見ながらマークを打ちラインを決めます。
後は各クラスごとに回ってくる上マークを決めます。
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例) 1クラスはTマークで、2クラスはDマーク、3クラスはSマーク。
このようにサンタモニカ湾内に打ちっぱなしの固定マークを指定すればコミッティーのスタート時の仕事は完了します。
このコース設定のためフィニッシュ時間がまとまってくるため、遅い艇を待つことが無くなり、
レーサーとクルージング艇が同時にフィニッシュする事もあるわけです。
さて、今回は86艇のエントリーで10クラスを
8回に分けたスタートを行います。
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スタートの瞬間
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レースコミッティの様子
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レースコミッティーの方々は
委員長のアンアックさんを始め女性が占めております。
力仕事をする(アンカーの上げ下ろしとか)
マーク打ちには男性が担当しますが、
スタートの旗の上げ下ろしリコールの判定などは
女性が担当します。
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この日のコンディションは12から14ノットの風でうねりが少しありました。
5分間隔のスタートはやはり忙しい仕事ですが、
経験豊富な方々はスムーズにスタートさせていきます。
もちろんリコールがあるとホーンをならしセールNOを無線とスピーカーでコールします。
スタートが終わるとマーク撤去して直ぐにクラブハウス前に戻ります。
なぜか? それはクラブハウス前がフィニッシュになるからです。いいですね。
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クラブハウスから外を眺めると
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1位でフィニッシュ!
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外から戻ってきたレース艇は
マリナデルレイの運河を帆走し、
一番奥にあるCYCのバースの端に有るラインを目指して戻ってます。
「マリーナ内帆走禁止!」などと言われることも無く。
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運河は約1NM位ありますので、
そこを多くのヨットが走って来るのは良い眺めです。
フィニッシュしたら、そこは自分のバース前です。
艤装を解いたらクラブハウスでBBQ&ビールです。
その時コミッティーは集計のためコンピュータに向かって計算中。
ビールとBBQで幸せになった頃結果発表です。
ここは何処でも同じです。大騒ぎする人あり、机の上であのときにこう走ればこうなってああなった!
とフォークやナイフをちゃぶ台に並べ戦略を蕩々と語る方もおりまして、大変にぎやかでした。
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2位でフィニッシュ!
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さてレース参加艇の内訳ですですが、大型艇が多い訳でもなく30フィート前後の艇が目に付きました。
ソリング級や日本でも多いJ24なども多いですね。
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一番大きいのは51fですが、
このクラスの参加は2艇でした。(右写真参照)
地味なクルージングボートも多く、クラブレースを楽しんでおりました。
このクルージングクラスのレーティングは
レースの成績により毎回レーティングがアップデートされるようです。
遅いボートもそれなりに入賞するチャンスが有るようです。
多くの人にレースに参加してもらう工夫をしています。
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フィニッシュがクラブハウス前に設定されているので、
陸で待っている人達が着順を確認出来るので、
入るたびに大騒ぎをしていたそうです。
タイムリミットは各クラスとも20時30分です。
サマータイムとはいえさすがに暗くなり
航海灯を付けて帰ってきますが、
この日は遅れた参加艇は無かったようでした。
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入賞艇にはクラスごとにトロフィーが贈られます。
私たちに競技委員長のアンさんから1位のトロフィーを記念に頂いてきました。
クラブハウスに飾っておきましたのでご覧下さい。
楽しめるクラブレースでした。でもレベルは高いように思いました。
毎週レースに参加していればウデも上がらない訳がない。
(ともいえない、数年やっていてもメイフ ェアーのウデは変わらない..とオーナーの言)
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航海記(後悔記)
ここまでお読みいただいた方はCYCにスタスタ歩いて入って「ハーイ」とか言って、
「じゃーよろしく御願いします」と簡単に行ったみたいに思われるでしょうが、ここまで行くのが実は大変でした。
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CYCクラブハウスの玄関はこんな感じ
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まず長沢会長に紹介して頂いたマッカーシーさんにメールを書かないといけません。
英文のメールですが当家では爺さんの代からそんなモノ書いたことがないので
田舎にいる義妹にそれとなくメールをだして代筆依頼。
その後メールをやりとりをして興味がわいたころを見計らって、CYCの方に会ってみたら楽しいよ!
みたいな事をさりげなく言い、そそのかして同行決定。
これで言葉の問題が解決しました。
アーとかウーしか言えないオヤジがTYCの看板を担いで行けばクラブの評価が落ちますので
(評価は落ちたとおもいますわ..とはオーナーの言)、今頃不勉強を悔やんでも遅い。
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CYCへの行き方
ロスの空港から北へ車で15分くらいでマリナデルレイに着きます(あとちょっと走るとサンタモニカ)。
マリナデルレイの運河の一番奥にCYCが有ります。
周回道路を走ると、石作りの塀にカルフォルニアヨットクラブと書いてあるところです。
そこを入ると駐車場があり、さらにゲート内が会員の駐車場。
さらに進むとクラブハウスがあります(入るときにはあらかじめCYC会員の紹介が有った方が良いと思う)。
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クラブ内のレストランには多数のバージが飾られております。
TYC旗はちょうど中程に有ります(大半の三角旗の中で 四角いTYC旗目立ちます)。
このレストランの窓からCYC専用のバースが見渡せます。
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CYCクラブルームに飾られたTYC旗
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CYCでのポンツーンの風景
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背景を無視して思えば、我がマリーナもなんとか..と考えたが、水と空が違いすぎてやはり比べてはイカン。
当日多忙なかコミッティーボートに乗る事を快諾して頂いたレース委員長のアン・アックさんに感謝。
またレストランで待っていたオーナーのお相手をして頂いたTOLのノーマさんに感謝。
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