平成13年9月9日
夢の島マリーナ利用者各位
夢の島マリーナ運営協議会利用者代表
五十住 実、坂田 修一、菅原 康夫
高山 務
、長沢 洋、和田 実
《 戦 闘 待 機 宣 言 》
6月23日付けのTTCからの回答(7m以下の艇にのみ5%の減額)に対して、6月30日付けで係船料の適正化を求める緊急アピールを行いましたところ、大多数の利用者の方々から賛同を頂きました。この意を受けてTTCと折衝を続けてまいりましたが、
1)後述の係留料改定案に準じて今回の支払いを行う
2)今後のTTCの係留料金適正化と環境改善努力を見守る
3)改善の実感が無きときは来年7月から下記の抗議行動を実施する
ことが、現時点では最も適当と判断されます。
皆様にはご高察の上、ぜひともご了承をいただき、次のような統一行動をおとりくだ
さいますようお願い申し上げます。
行動の方針
1)
下記の額に相当する係留料を、近日送付されてくる納付書にしたがい各自が
指定期日までに支払う
2) 場合により、来年7月以降は、適正と思われる金額(例えば、請求額の6割あるいは7割など、
意見を統一して)のみを支払う事とする
3) TTCが利用者への対応を改善し、その成果を実感できたときは 上記2)の行動を停止する
TTCからの提示内容
1) 係船料の減額を7月分から実施する
区分 A,B (7m以下) 5%の減額
区分 C,D,E (7〜13m) 7%の減額
区分 F (13〜15m) 5%の減額
区分 G (15〜18m) 2%の減額
既に一括払いをすませた方には減額相当分を返金する
2)上下架施設利用料、上下架作業料、水洗機使用料係留契約艇について50%の減額を行う
3) ビジターバース利用料については50%の減額を行う
4)以上は13年7月にさかのぼって実施する
今報告に至る勘案事項
1)係留料は利用者の感じる適正料金よりはるかに高く、利用者向けサービスは劣悪である旨を
TTCに強く伝えた
2) 係留料の適正化へのさらなる努力を要望する
3) 施設管理受託者としてのTTC社長が、我々の意向を受けて施設所有者である都港湾局との
折衝に当たったが、都の事情を大きく覆せず、管理構造上の問題が大きく介在することが
再識された
4) マリーナの補修、改良と生活環境の改善にたいしてTTCの裁量にて最大の努力を払うとの
社長表明があった
5) TTCの方針として施設管理者にハーバーマスターを重用して管理に反映させる旨の
発言があった
6) 当面、社長ならびに総務部長(マリーナ管理の直接担当者)の人事異動はない
7) マリーナの適切な雰囲気作りのためのコンサルタントの導入を利用者側から強く要望した
8) マリンスポーツの振興と底辺拡大にたいしての支援を利用者側から強く要請した
9) 以上の討議を7月14日、8月2日にTTC社長同席の下で行った
10)上記9)の会談の後、サービス改善の兆しもない遅々とした状況下に“迅速な”係留料徴収の
予告を行った事は、非常に不快である
以上のごとく、利用者の皆様の代表としての私ども委員にも、もっと強硬な策を取るべし、との意見もあり皆様の要望の切実なことを感じております。
利用者の皆様におかれましては不満を残す結果と思われますが、何らかの中庸を選択せざるを得ません。何卒、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
また、この一連の抗議行動に際して大部分の方々が真摯に統一行動をお取り頂いてい
ることに感謝しております。
夢の島マリーナ運営協議会とその利用者代表の今までの活動経過については
下記の東京ヨットクラブのホームページをご参照ください。
URL: http://www.tyc.gr.jp/marina.htm
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