平成13年6月30日
夢の島マリーナ利用者各位
夢の島マリーナ運営協議会
利用者代表
五十住 実、坂田 修一、菅原 康夫
高山 務
、長沢 洋、和田 実
待ちわびておりました係留料の減額などのTTCからの返事が6月23日(土曜日)にマリーナ運営協議会利用者代表にありました。これは正式な運営会議での発表ではなく、非公式な内示ではありますが、決定事項だとの発言もありました。
内容は以下のとおりです。
1) 8m以下の艇には5%の減額を行う。それ以外の区分の艇は減額しない。
2) 上下架料とビジター料金を半額とする。
算定根拠は
1) 近隣のマリーナの料金に照らしても高くない。
2) 減価償却費、補修経費、運営費などを係留艇数で割ると値引きのゆとりがない。
3) サービスに努める(具体的内容なし。)
このような内容でした。
また、こんな結果をひけらかすにあたり次のように従前と同様な対応に終始しました。
1) 事務的な算定に誤りはなく、算定根拠に難癖をつけられるのは心外だとの発言。
2) 利用者の長年の心情をおもんばかる言葉もなく、責任者の真摯な釈明は皆無。
3) 積年の協議状況を省みることを新任者が怠っていることが、再び露呈。
以上、聞くに堪えない内容でした。
そこで、利用者の皆さんには正当な改善要求行動として次の提案をしたいと思います。
1) 係留料の払込用紙がきても個々の支払いは留保。
2) 適正な金額を支払うが、法務局に供託、あるいはこれに準じた方法によって先方の手に渡らないようにして交渉に臨みたい。
この支払い金は利用者代表あるいは弁護士が一括して扱いたい。
3) N旗(ノーの意思表示として)掲揚キャンペーンを行いたい。弁護士費用、事務通信費などを上乗せした金額で旗を購入していただきたい。
以上のように統一行動をとっていただければ幸いです。
詳細は追ってお知らせします。
雑感 (長沢 記)
TTCからの今回の提示は、約束期限の時間切れの中でとりあえずそれまでの検討結果を出してきたものとも思われます。当然、約束されたはずの減額を検討することもされていないものと思われます。言い代えれば、「騒動がなければ動かぬ。」という体質がはびこっているのでしょう。
私は、3月10日の運営協議会の席上、TTCの英社長が自ら出向いてきて、今までの不手際を詫びたい、東京都と協議を重ねたい、全体として値下げが出来るよう計らいたい、と言ったことを信じているのですが。ね!
言葉を素直に解釈して喜び、人柄を信じたいとの思いを打ち崩さないで欲しいものです。
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