Event Report
2011年09月12日
本格的なレースシーズンを迎えてのTYC第8戦「セプテンバーレガッタ」
当日は2m/s〜3m/s程度の風しかなく、その後どんどん落ちていくと予報されていた。
レース委員会としては風のあるうちに早くスタートさせようという事で、艇長会議もそこそこにレース海面へ急いだ。
スタート海面につくと、やはりやっとレースが出来るかなという程度の風。
コースを上・下0.5マイルのショートコースに設定。これを5レグ周回する。
先にクルージングクラスとレースクラスCが10時スタート、次にレースクラスBとAが15分後にスタートした。
海面は潮の影響もあり選択が難しい状況だが、東寄りの風なのでセオリーから行けば右の千葉寄りが有利と思われた。
実際ポートの方が艇速も伸び走りやすかったようで右海面に伸ばした艇も多くいたが、結果的にスターボロングのアプローチに入るとここでかなり潮で落とされ、あっという間にそれまでのゲンイを失う。
結局、上りで左海面を選択した艇が優位にレースを進めた。
風は予報に反して落ちる事無く、反対に良い風が吹き始めた。
この風が判っていればもっとコースを長く設定できたのだが、朝の段階ではDNFの大量発生を招いてしまう恐れがあるのでこの距離がベストと判断した。
本当に運営泣かせの難しい海況だった。