Event Report
2015年08月05日
7月19日(日)、第7回スバルザカップが開催されました。今年は開催の直前まで台風の進路とスピードに実行委員会側はやきもき・・・台風との兼ね合いで回航を諦めた艇が何艇か出ましたが、熱海、三浦の各地から多くの参加艇が前日の土曜日に夢の島や浦安マリーナに舫いを取りました。
翌日、朝6時半頃から準備された陸上本部に各艇の出艇エントリーが行われます。今回から時間のかかる海上エントリーに代えて、陸上出艇申告となりましたが、多少の混乱はあったものの、7時半には参加艇のリストを各マークボートに渡して完了。本部艇がオレンジのスバルザカップのフラッグを掲げ、荒川を下っていきます。
天気は梅雨明けを告げるような晴天、風は南、8~10mくらい。波高も1mくらいはあります。風が強いので、長めにアンカーロープを出して、マークボートに指示。心持ちリミット側が高くスタートラインは設定。スタボーロングで最初の回航マークへ向かう角度の中、アウター側を取るか、高さを取ってそのままゲートマークへの高さとするか…各艇集中しないような角度で…と。
定刻の9時、グループAのクラスⅠ・Ⅱが大きくヒールしながらスタートラインを切っていきます。1艇OCSあるも、解消してスタートしていきます。上空からはスタート風景を撮影しに出てきたヘリの音も聞こえます。ライン全体に広がったスタートでした。
本部艇に緊張が。すぐに監視艇を連絡受けた海域へ。その後当該艇からは「エマージェンシーラダーをセットして自力でホームポートに向かう」旨の連絡。(その後無事帰港)その他全部で6艇がリタイアでしたが、全艇無事に帰港でした。
18:00からの表彰式では、どの艇の参加者も充実感が感じられる笑顔が・・・「やぁ~、よく実施してくれたよ。あの風の中でやらないんじゃないかと心配したよ・・・」なんて声も聞こえてきましたが、それもこれも安全に注意してくれている参加者いればこそ。