Information From Safety communication Committee
2015.03.24
gaiTYCレース参加者及び関係各位の皆様
去る2015.1.31 長崎で行われた平成26年度外洋合同委員会会議に出席してきました。
様々な議題がありましたが、トピックスとしては下記のような情報がありました。簡単ですが、ご報告いたします。
【レースオフィサーについて】
現在TYC会員の中にはレースオフィサー資格をお持ちの方が多くいらっしゃいます。現在の講習会はディンギーレースが主たる内容となっており、大型艇・外洋レースにそぐわない点が見受けられます。来年度、外洋系レースオフィサーの講習会が行われる予定です。
【IRCクラス規則の変更】
2013年から証書記載のクルー人数×85kgのクルー重量を超えてはならないことになっています。
【”プロテスト”のかけ声の訳変更(2017年RRS改訂時から)】
2017年から日本語の”抗議では無効になり、”プロテスト”でなければ有効にならなくなります。
【RRS55 ゴミの処分】
ペナルティーは失格DSQより軽くすることができると改訂予定です。ちなみに現在は即失格です。
【SR-8-14 ダイ二ーマのライフラインの禁止に関して】
現在のところ結論は出ていませんが、カテゴリー3(ざっくり言うと夜間を含むようなレース)では使用不可の方向で検討されています。現在使用の方、交換予定の方はご注意ください。
【小型船舶のVHF使用チャンネル】
69、72、73を使います。メインは72、 但し、みんなが使うので混線も多いのが難点。
JSAFが国から許可されてるのは、71、74chです。
これは海岸局と船舶局間の通話に限られ、船舶局間通話は認められていないのでご注意を。
TYC安全通信委員会
委員長 宮川昌久