Information From Safety communication Committee
2015.03.11
TYC会員の皆様
2015春の安全週間の案内がJSAFから来ています。
「2 0 1 5 春の安全週間のご案内」
拝啓
各加盟団体におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
2012 年度から、春と秋の年2 回に「安全週間」を設け、安全啓蒙活動を行ってきました。2015年春期は2014 年秋期と同じ「落水防止」をテーマとした安全週間運動を実施します。
2012-2013 年シーズンは落水から重大な結果に至る事故が4 件起きています。また、2014年シーズンにおいても、落水事故報告が4 件ほど届いています。重大な結果には至っていませんが、全ての事故で落水者を自艇では救助できずに海上保安庁など他の艇に救助されています。
ヨットにおける死亡や行方不明に至る重大事故は落水からしか始まらないと言っても過言ではありません。事故発生後の対応(落水救助)の訓練も必要ですが、落水事故そのものを起こさないための日頃の艇整備とセーリング技術の向上、適切な乗員の選定、適切な航海プランの策定といった事前の準備が重要です。
備品の点検整備や落水救助を初めとする種々の訓練などは、慣れなどから忘れがちな点でもあります。そこで「安全週間」運動をPRすることにより、外洋艇での航行における安全に対する意識を改めて思い起こしていただくことを目的としています。
敬具
注)安全は通年において航行の度に気をつけるべき事で、安全週間だけ気をつければよいというものでもありません。
【安全週間の目的 】
セーラー全般に安全航行に対する思想の普及・浸透を図り、点検整備を習慣付けるとともに、帆走能力や荒天帆走能力あるいは落水救助などの訓練を推進することにより、海難事故防止の徹底を図ることを目的とする。
「2015 春の安全週間」
期間:2015 年3 月14 日(土)~22日(日)
主テーマ:事前の「落水防止」
落水後の救助訓練も必要であるが、まず落水しないために日頃の艇整備 とセーリング技術の向上が何より重要である。
以上
これからマリンシーズン開幕です、これを機により一層安全に気をつけて楽しんでください。
安全通信委員長 宮川昌久