東京ヨットクラブ

ＺＥＰＨＹＲＯＳ（ＹＲ－３０）は３０ｆｔの古いＩＲＯレース艇ですが、４年前に中古で買った時にはツイーカーシステムがついていませんでした。
※「ツイーカー」：スピンの時にフォアガイを下に引き込んでスピンポールを安定させたり、スピンシートが跳ね上がりすぎたりするのを防ぐ艤装です。

サラリーマンオーナーとしてはそんなにお金もかけられないし・・・ということで、購入したのは１０ｍほどのロープ２本と６つのシーブル、いくつかのシャックルとカムロック２つに小さなアルミ板。　これでツイーカーシステムが自作できます。
≪写真１：利用した部品の一覧≫

艇への工作はカムロックの取付けだけです。
小さめのアルミ板はカムロックを艇につけるときに力がハルの一部にかかりすぎないようにデッキ裏側の補強に使いました。≪写真２：デッキ裏側の補強≫（艇の大きさによっては、他のシーブル取付けの補強も必要な場合があるので注意してください）
２つのシーブルはロープを購入する時に編みこんでもらって購入しました。

基本的な使い方としては、スピンシート側のなった時はツイーカーを解放します。

逆にアウターガイとしてスピンポールを引き込む場合は、ツイーカーを引き込んでポールを斜め下から後ろに引き込むようにします。
≪写真３：アウターガイ側として引き込んだ時≫
あとは使い方をマスターすれば完了です。（これが一番難しいですがね（笑））