Information From Race Committee
2023.09.17
TYCレース 2023年 6戦
9月10日 日曜日 晴れ 南西210℃~230℃の風 7~13ノット 気温33℃ 波高0.5m 1.2NM/レグ
【コミッティー艇 奮闘記】
海上エントリー、参加艇の確認、上マークまでの方向、NMをボードで指示して滞りなく準備は整いました。
予定通り11:00スタート&11:10スタートで第6戦は開催出来ました。
クルージングクラスおよびレースクラスともほとんどの艇がスムーズにスタートしていく雄姿を見て我がTYCレースの質の高さを改めて感動しました。
しかしながら、コミッティー担当はいかに大変か、責任部分を含め、反省も兼ねて、よりスムーズな運営になればと考え気が付いた点など下記に記載します。
➀ 集合は7:30と早めに決定して正解でした。すべて余裕を持って準備できました。
② 倉庫の備品チェックは前週に足りないものが無いか確認した。
③ 風速計の単4(3本)電池が入れっぱなしになって接触部にサビがあった。新しい電池もなかったので持参することにした。
消耗品の取り扱いの細かいルールは必要か?(スミマセン!、電池は取外してますので次回コミッティー担当の方持参してください。)
④ 各クラスの参加艇名簿に従って受付開始、乗船者名簿の確認がちょっと煩雑(メイルで送付された方、持参の方のチェック)
⑤ 重要備品の受け渡しについて
ビデオカメラ2台、陸上用&海上用の携帯、記録用PCについてはクラブハウスに保管していることが判り管理も含め安心しました。
電子機器の充電など確認・実行は競技委員の方でやって頂いてること感謝します。
⑥ 陸上担当者の仕事:海保等への連絡はレース開始連絡だけでなく終了の連絡も必要とのこと、コミッティーマニュアルに記載しておいた方が良いのでは。
⑦ 海上でのマーク設定はマニュアルに従って実施しました。第6戦ではレースクラスクラス艇は全て1時間を切ってフィニッシュしているが、最終フィニッシュの艇は2時間
を超えており、長めのレグ&距離を希望するレース艇もいる中、全艇の満足を得るのが難しいことを認識した。
⑧ 帰着申告が無い艇が多かった。今回は10%ペナルティを課す修正成績となっています。今一度徹底が必要かと考えます。
⑨ 本部艇と監視艇との情報交換が的確におこなえることがコミッティー担当の要かなと、今回S艇と協力して無事終了できたのは非常に気持ちよかったことです。
【番外編】 (帆走指示書無視、または未確認の艇)
出廷申告受付時に乗船者名簿未提出の為、今日はエントリーは無いと思われた艇が1艇ありましたがその艇は海上にてエントリーを希望したので(メイルで送ったのか?定かでない様子)、名簿の件は別途検討することでエントリーを受付。
その時点でレースクラス艇と判明した。しかしレースクラスでスタートするはずのその艇はクルージングクラスの艇団と一緒にスタートしたのかそのまま暫く並走し、その後クラスの間違いに気づいたのか?反転してスタートラインに戻って来る様子。
本部艇がそれを確認したのはP旗降下の準備に入る前でした。
レースクラスのスタートは、ほとんどの艇が横一線のオールクリア。
しかしラインに戻って来るこの艇の救済の為リコール旗を上げた結果、クリアした艇の中の1艇が自艇のリコールと勘違いしたのかラインに戻って再スタートとなる不幸な結果となりました。
実際にリコールになった艇はその後ラインに戻って再スタートを試みることもなく、途中で再度反転してレースクラス艇と一緒に帆走して行きました。
クラス別のスタートが認識出来ていなかったのか不明ですし、リコールの解消については挙動不審です。
またクルージングクラス艇への妨害にもなり危険な行為でもあります。
さらに帰着後、別の艇から10分前の予告信号が無かったので確認して欲しいと依頼あり、帆走指示書を提示し予告信号の時間を説明しました。
これらのことから帆走指示書を読まず、よってTYCレースのルールの認識無しにレースに出ている可能性のある艇もあることが判りました。
TYCレースに参加する以上最低限のルールは守って頂きたいものです。
(Nefertiti 木村)
レース結果 https://www.tyc.gr.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/7dc0a36b276fa8a7e874736c86c18182-2.pdf
レースの動画はこちら (作成:AMOY 宋 )
https://youtu.be/cmIhnHwoD94?si=QPVTmVX2j3PCaHhU