Record Of Race Participation
2012年10月29日
≪この夏からFirst30の新型艇でTYCクラブレースに参加してくれているVelistaから、ヨットやレースにかける想いを寄せて頂きました。≫
【編集】
【 Velista- TYC参戦記】
First30のオーナーの益田和雄です。
今春に,それまで保有していたハンターを売却し,First30に切替えTYC第8戦セプテンバーレガッタからレースに参加を始めました。
現在TYCレースで好成績を上げようと日々苦しんでいる状況です。
ヨットとの出会いは私の学生時代、堀江謙一青年が単独で太平洋を小型ヨットで横断しましたことが私にとって衝撃的なニュースでした。
その後、私はある造船会社に就職しクルーザーでの航海技術を学ぼうとヨットクラブに入ったのですが、ヨットはディンギー、スナイプでした。
学んだのは航海技術ではなく、オリンピック三角コースでのレース技術の初歩を学びました。
しかしその教え方は徒弟制度的で、ヨットは風を自分の肌で感じ感覚でコツを掴めとの教え方で、とても科学的トレーニングとはほど遠いもので、結局のところレースに興味を失い引退したらクルーザーでトランスオーシャン・・・との思いを抱き続けました。
そんな想いを持ち続けて、ウン十年、満を持してハンターを入手しました。
しかしセイリング性能は今一で、自分のイメージとは離れていました。
ハンターは腰が強く安心感の持てるBoatでクルージングに向いていましたが、やはり風に対しては「ドン亀」のようでした。
そんな中、第1回スバルザカップのレース練習会でミニレース練習に乗る機会を得ましたが、同時にむずかしさも・・・。
まずはレース自体の勉強を・・・と小島会長のTeam 10 Jr.に乗せて頂いておりましたが、自らの艇でレースに参加し、諸先輩の皆さんと腕を競い合って見たいとの欲求が膨らみました。
そして、この春に現在のFirst30を入手して、TYCレースに参加するようになりました。
First30は重量が3.7トンと結構重いですが,セイル面積はメイン34㎡、ジブ29㎡と割と大きいので、弱風より中風,強風向きかなと判断しています。
しかし、まだBoat特性とか、セールトリムとか、船体トリムとかを掴みきっていません。
9月、10月のTYCレースのクラスBではブービーでした(賞品無の。当然!)。
これからチームでトレーニングを積んで、来年は何とか上位に食い込めるようになりたいと思っております。
また、レースを始めたばかりで、自艇には風向風速計および艇速計を装備しておりませんし、またダウンウンド用のセイルの装備もこれからです。
スピンにするかジェネカにするか迷っています。これから上記計器とスピンorジェネカを装備し,練習と学習を積んで好成績を挙げられるよう、メンバーともども頑張りたいと思っています。
ハーバーで見かけたら「頑張れよ」と気軽に声をかけてください。
よろしくお願いします。
≪学生時代の想いが今につながっているのですね。 ツインラダーの特徴ある艇です。 乗りこなしたら、きっと速いでしょうね。 来年が楽しみな一艇ですね。≫【編集】