Record Of Race Participation
2012年07月12日
関西出張の際、本荘ヨットクラブ(兵庫県)のレースに「孫悟空」さん(Y31S)で参加させていただきました。
オーナーの岡本さんとは、TYCのやまじんさんの紹介で既に飲み友達ですが、今回初めて海でご一緒させていただく事ができました。
瀬戸内海は25年前のディンギーレースを最後に走ってないので少々不安を抱えながら本荘に向いました。
艇長会議で参加の皆様にご紹介いただいたので、関西弁で軽く自己紹介(笑)
「海快晴」アプリの予報は北北東から東北東に振れ風は1m〜3m。潮は中潮でコースは4レグ廻り込み。
今回は、昔同型艇に乗っていたとはいえ、初めてのメンバー、走った事ない海面だったのでトリマーの心の準備をし、CAVOKのデジタル系計器を持参して乗り込んだが、オーナーに気を使っていただいたようで、「白岩さん舵お願いします・・」と。えっ、マジですかぁ(^_^;)
今回、欠席が2名出て3名体制になったので、普段やりなれていないトリマーをヘタクソな私がするよりか、まだヘルムの方が迷惑をかけないかも・・と思い、結局スキッパー兼メントリをさせて頂く事になった。
レース海面に向かう途中、航路の関係で風に合わせての上下のソーセージコースはとれないかもしれないという説明を聞く。
スタート予定時刻の20分前にコースが設定され、第1マークを視認すると風軸25度に対して208度方向に約1マイルに第1マークが設定されている。
スバルザカップでよくあるフリースタートである。
持参したProStartで仮想スタートラインを設定し、流してみると東から西方向へ2ノット以上流されている事が判明。第1マークまでの角度と潮流を考えるとアウター側からポートタックでスピンアップで加速してラインを切るのがベストと考え、マニュバリング、スタート15秒前にホイストを完了し加速!ベストスタートを切る。最初のレグの1/3くらいまでは2位をかなり離しダントツだったが、スタート時2mあった風が弱くなりはじめマストトップビックスピンで艤装した「クレイジーナナ」Y30NSに追いつかれ下突破される・・
折角稼いだマージンを失ったが、なんとか食らいついて2位で廻航。一旦スピンダウンしジャイブ、再ホイストという手順だったが、何せ初めて組む3名だったので回収に失敗し失速、クライジーナナに少し先行されたが潮流を考え、あらかじめ上り気味にコースを選定した戦略があたり、第2マーク廻航時にはかなり追いつく。
タックでマーク廻航し、片上りのレグになり追いかける。しかし、軽いナナ艇はブローが入るとすーっとバウが出る感じで離され、コース戦略でその差を挽回するという駆け引きで諦めす追従。レーティングで考えると充分勝てる時間差まで追い上げ、勝利を確信してゴール!1時間57分という長丁場のレースが終わった。
桟橋戻り、コミッティボートの成績発表を見ると、なんと予想外の2位・・
先行艇ばかりに気をとられていて3位の船を全く見ていませんでした・・(^_^;)
かなり離していたつもりが、最後のレグで後ろからブローが入り追いつかれたようで、6分53秒後にフィニッシュした着順3位のY28が優勝となり、孫悟空は着順・修正ともに2位という成績でした。
久しぶりのY31Sでしたが、孫悟空さんは良く整備されていてとても走り易かったです。やはり31Sは素直で走りやすいいいフネですね〜。ボクにはやっぱりティラーが合ってると再認識(笑)
レース終了後は、遅い昼飯を食べに明石焼き(正式名:玉子焼き)をいただきました。オーナーのお勧めだけあって激ウマでした!