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レース参戦記

Record Of Race Participation

1886年(明治19年)に設立された日本最古のヨット・クラブである横浜ヨット協会(YYC)と横浜ベイサイドヨット倶楽部(YBYC)、黒船ヨット倶楽部(KYC)との3クラブの主催で第5回東京湾オープンレガッタが5月27日に開催された。

「Laetitia Deux」は前日の夕方に浦安マリーナを出港し、横浜ベイサイドマリーナまで4名で回航。その夜、翌日のレースに向けて作戦会議をしたはずだが、ちょっと飲み過ぎたようで、なぜか翌日にはすっかり記憶が飛んでしまった・・。

横浜ベイサイドマリーナには、海外からの大型ヨットが舫いを取っていたが、どれも50〜60フィートクラスの立派な大型クルーザーばかり。

当日の朝8時半には、皆ベイサイドに集合し、レースの準備。良く晴れた五月晴れ。参加メンバーはいつものオリジナルメンバー10名。

レースは1上〜サイド〜1下〜2上〜2下〜フィニッシュの6レグで風はSE〜Sにシフト、風速2〜6m/s。

31艇の参加艇をA,Bの2クラスに分け、Aクラスは11時にスタートしたがゼネリコ。2度目はオールフェア。

「Laetitia Deux」はアウターマーク寄りの空いている海面からスタート。

1下マークまでは同型艇(FIRST40.7)の「波照菜」と並走。

TYCからエントリーした、もう1艇の「Stella Ⅲ」も快調に帆走中。

1下〜2上への風上航では風が右に振れ、スターボーロングでの帆走。 2上ではジャイブスピンアップし、徐々に後続艇を離していく。

2下へは後続艇が多いレイラインを避け、右海面を帆走。何度かジャイブをしながら、2下マークへはスターボーのスピンランでアプローチ。

マークギリギリまでノンポールのフライングで帆走し、スピンはアーリーポートテイクダン。

12:23:45 「Laetitia Deux」はラインオナーで、後続艇には3分53秒離してフィニッシュ。

14時半には回航組4名で出港。5名はYYCでの表彰式に陸路で移動。パーティを楽しみながらの表彰待ち。

シフティで風速も変化の多い風と、旧オリンピックコースのマーク設定という事で、コース取りやセイルチェンジやらでやや忙しいレース展開でしたが、なかなか楽しいレースでした。TYCからの参加は2艇と、ちょっと寂しかったですが、回航も3時間程度と近くて行きやすいので、次回はぜひ多くの艇で参加しましょう。        

記:広報 岡本(レティシアドゥ)