MENU

レース参戦記

Record Of Race Participation

≪今回は、第一回の「スバルザカップ」から油壺から続けて参戦してくれている「しゃわーぼーい」オーナー田中さんからの「参戦記」を寄せていただきました。
他のマリーナから見た「夢の島」・・・楽しんでもらえたでしょうか (編)≫

しゃわーぼーい(Y-24festa・AYC) スバルザカップ参戦記

TYCのホスピタリティーに惚れて通い始めて3度目の挑戦のスバルザカップ。
そもそもは日頃、お世話になっている義船の吉原さんからの誘いでレジャー艇ながら参加させて頂いております。
本年は、共同オーナーである通称「おまる」こと森がNGのため、どうしようかと思いましたが最終的にはゲストが集まったので参戦を決定。

レースの前の週の土曜日に油壺から3名でお気楽に回航。
行きの回航は、前半、風が弱く6kt前後。
第二海堡手前からようやく12〜18ktになりスピンupで9kt前後で快走でしたが、前半がスローペースだったので7時間。
フリーにしては少しかかってしまいましたが、我が艇にしてはまずまずな時間でした。

レースは今回初めての組み合わせメンバーで、ゲストと言う名の1122TREKKEEのスーパーヘルムス筒井さんと猪上さん・ベイサイドマリーナ職員の田中さん・ゆうゆという強力な助っ人のもと出場。
が、しかし、海面に向う途中機走でスピードが出ない。
本来、機走で平水6ktなのですがどんなに回しても4.5ktしか出ない。
対地は、5.5kt前後はあり、波もあったので、スピードログの調子が悪いと勝手に解釈してそのままスタートへ。

アウター有利なラインながら、ブローが安定している沖出しも視野にラインへ。
アウターへ近付きつつ最後の最後でジャイブしてポートスタートと思っていたら、アウター狙い艇多数。

早めに返して同レーティングのY23軍団、スプレー、隼に合わせてスターボスタート即タック。
スタート10秒後、私はスーパーゲストにティラーを「はい」と笑顔で渡してみました。
全員が声をあわせて「早っ!」と。
日頃、ティラーを渡さないのですが、今回は私より上手い方なのでおまかせで。
私は、初めてのこの船でゲスト気分のお祭りモード。

そして、我が艇の苦手な上りレグ。
どうしても同レーティングのY23との角度が違いすぎる。
毎回だが5〜10度弱くらいの差が出てしまう、チューニングなのか!?船形なのか!?
高さと若干の艇速の差で徐々にY23軍団に離されていく。
ゲートから海ほたるにかけてミートするのは、ハイレーティングの船ばかりですが、同レーティングのY23軍団は、毎度のことながらどこに居るのかも不明な状況。

海ほたる回航後、大好きなフリー。
初めてのメンバーですが、ホイストも本船避けのジャイブ&即ジャイブも全く問題無し。
前方の艇に徐々に追いついていくが、大番狂わせも無くそのままフィニッシュ。
結果は修正でクラス6位。
これは、初年度4位、昨年5位、今年は6位!?と冗談で言っていたら本当になってしまいました。

来年は3位狙いで頑張ります!

そして戻りの回航。
昨年は8時過ぎに出航して叩かれて艇速が出ずに11時間弱もかかってしまったので、今年は学習して5時15分出航。
台風6号の影響を考え、避難出来る様に横浜側を選択。
人数不足に備えて、ゼフィロスより林田さん・阿部さんに助っ人としてご協力頂きました。
結局、レースの時よりも海面は落ち着いており、風向180度・風速12〜16kt程度でセールもあげず機走。
横浜沖を越えたあたりから、ベタベタになって少し拍子抜け。
船外機で機走なので、燃料の不安があるので12時、ベラシスへ立ち寄り、給油。ここまで30L弱混合ガソリン消費。ついでにランチ。
14時、剣崎通過。このあたりからうねりが大きくなって来る。
三崎が近づくにつれうねりが2.5〜3m。
波長が長いので、まだ、問題無し。
15時。油壺入港。漁船が172杯。入港出来ない可能性がある中、ハーバーから出迎えのパイロットボート(テンダー)が来て無事に入港しましたー。

そして、上架して驚いたのが、凄いフジツボの発生。
ログの調子ではなく本当にスピードが25%減でした。
今年も楽しませて頂きました。有り難うございます。

この場を借りてスバル興行・運営の皆様、TYCおよび夢の島マリーナの皆様、有り難うございました。 また来年も宜しく願いします。

≪「しゃわーぼーい」・・・「レジャー艇」といいながら、実は伊東レース総合優勝3回の凄腕! フジツボがなければ本当に25%スピードアップしていたかも・・・

「しゃわーぼーい」のホームページはこちらです

http://www.jibjib.jp/sail/festa/  (編)≫