Information From Race Committee
2023.03.22
3月19日(日)TYCレース第1戦
2023年度のTYCレースがスタートしました。
晴天に恵まれ、ようやく一堂に会しての艇長会議も開くことができ、レース日和の開幕戦となりました。
11:00レースクラスCとクルージングクラスのスタートは7~8ノットの風の中、ライン上に一線に各艇が並ぶ見事なスタート。
続くレースクラスAとレースクラスBのスタートは各艇の激しいつば競り合いの中で、1艇がリコールしたものの、こちらも見事なスタートでした。リコール艇もきちんと解消し、参加29艇が思い思いの海面に展開していきます。
軽風の中、後にスタートしたレースA・Bクラスが前にスタートしたクラスに追いつき、マーク回航は大混戦。各艇は、マーク付近でのタクティクスを堪能できたことと思います。
風は南に触れながら徐々に落ちてきましたが、参加艇とコミッティーの思いが通じて最後まで3~4ノットくらいの風が吹き、タイムリミット艇はなしでレース終了することができました。
トップ艇の所要時間51分から最終艇2時間と、満喫していただいたのではないでしょうか。
参加された皆さんありがとうございました。
コミッティー艇 ベガ・レティシア・ドゥ
参加艇へのご報告
当レースでレースCクラスのマリブ艇とレナ艇が1レグ上マーク回航時に接触、マリブ艇から抗議の宣告と赤旗が出され、両艇ともリタイヤをしました。マリーナに戻ってからマリブ艇から抗議書がレース委員会に提出されました。
その後、レース委員会とマリブ艇、レナ艇と審議した結果、マリブ艇がクラストップ回航していた事、そこに2番手のレナ艇が追突する形で接触した事からマリブ艇の救済要求を認め、マリブ艇には年間成績の算出時に全レースの平均点を第1戦に与えることに決定致しました。また、レナ艇に関しては故意に接触したわけではないので、リタイヤ(RET)としました。したがって、第1戦のレースCクラスの成績は暫定として発表されています。
今回、微風時での接触で大きな艇損傷、人的被害が無かったものの、強風時でしたら大事故にもなりかねません。今後十分に注意してレースに参加をして下さい。
TYCレース委員会
youtubeアドレス:https://www.youtube.com/watch?v=B2NRw1AEQow