MENU

イベントレポート

Event Report

7月20日、第6回スバルザカップが今年も100艇の参加艇で開催されました。

前日の19日、スバルザカップ参加艇が遠く宮城や熱海から続々とベースとなる夢の島マリーナや浦安マリーナに集まってきます。

16時からのウェルカムパーティーは1000円で飲み放題! 
遠来艇だけでなく夢の島のメンバー、さらに韓国からのお客様も含めて200名を超える人が集まりました。

翌日午前7時、薄曇りの中、本部船のハロウィーンとマークボートキャサリンがオレンジのスバルザカップフラッグを掲げてドッグアウト。 

各艇も少し遅れてその後に続き次々とドッグアウトです。

午前8時前、微風を予測して予定された海面より1Mほど南で、海上エントリーが開始されます。

次々とエントリーしてくる艇に、「○○○確認で〜す。」とF嬢の声。

風は北の風、8kt〜9kt 予報ではこれから弱くなりながら、南に回る。延期して南に移動するか?

「風が残っているうちにスタートさせよう・・・」
定刻スタートを決めてヘリに連絡です。

定刻の9:00 スバルザカップ名物の空撮ヘリの爆音が聞こえる中、Aグループ/クラスⅠ・Ⅱの34艇がスタートを切ると次々にスピンを上げて南に向かいます。

続いて9時10分にはグループB/クラスⅢ・Ⅳがスタート。

風は軽風ですが安定して吹いています。

9時20分に最後のグループC/クラスⅤ・Ⅵもスタート。

本部船から見ると、無事スタートした全100艇が色とりどりのスピンやジェネカーを上げて、海ほたる方向へ向かっていくのが一望でき、「これぞヨットレース」という感じです。

その後30分ほどすると、ゲートマークに位置しているマークボートからも艇団が見えてきたという連絡が入ります。

艇団を引っ張るのは、第3回スバルザカップの優勝艇でもあるタートル6

しかし、その後雲が晴れてきて気温が上がるにしたがって、思っていたより急速に風が弱まり、各艇ゲートマークに向けて微風を拾いながらの神経戦

結局、12時のゲートマーク通過制限時間にマークを回れたのは、クラスⅠ9艇、クラスⅡ3艇の12艇。

他の艇は残念ながらゲートマーク通過できずDNFとなってしまいました。

橋脚をくぐり、海ほたるを回って、帰りのゲートマークのところで短縮フィニッシュとなりました。
タートル6が2位と1時間以上の差をつけてトップフィニッシュ。

その後15時のタイムリミットまでに12艇は全艇がフィニッシュ。

夢の島マリーナでは戻ってきた各艇のメンバーがアトリウムやレストランなどで表彰式・パーティーに続々集まってきます。

そう、スバルザカップのもう一つの楽しみに表彰パーティーがあります。

小島会長の挨拶やご来賓の方々の挨拶で始まります。

その後の表彰式。

ファーストホーム、クラス1位、グループA優勝とタートル6が第3回に引き続きスバルザカップの優勝となりました。

今回もアルファロメオ社はじめ協賛いただいた各社からたくさんの賞品をいただき、残念ながらDNFとなった全艇にも抽選で何かしら素敵なものが渡されます。

しかし、みなさんそれ以上に嬉しそうなのは「ミス夢の島」の横に並んでの「ハイ、ポーズ」のようです。

今回は、残念ながら「奇跡の風に出会え」なかったようです。

今回の経験を来年に生かして、来年はもっと良いレースにしていきたいと思います。
また来年、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。


記 : スバルザカップ実行委員会 レース委員長 山本