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Event Report
2014年05月17日
5月11日、五月晴れのなか恒例の安全フェスティバルが行われました。
午前中トップは、AEDの実演講習。最新のガイドラインでは、人工呼吸はせずに胸骨圧迫のみで行うことになっていますが、溺水者の場合は人工呼吸を併用するそうです。また、AEDを使う際、体が海水に濡れていると、真水の200万倍通電しやすくなるとのこと、真水でよく洗うなり拭くなりしないとダメだそうです。
続いて、保安庁による落水者引き上げの実演。若手男性2名でも結構苦労するぐらいの重さです。落水者が出るような荒天下では、さらに困難が予想されます。
信号紅炎の実演も結構むずかしく、パニック下では自分に向けて発射しかねないと感じました。日頃からシミュレーションしておくことが大切です。
午後からはチャートワークの座学実習。GPS全盛でも、基本は大切です。かなり頭を使いました。
その後、パワーボートに乗り込んでの操船実技。
年々充実する安全フェスティバルです。絶好の行楽日和にもかかわらず、多くの参加者が熱心に受講しており、TYC会員の安全意識の高さが垣間見られた気がします。来年もより多くのご参加をお待ちしております。夢の島マリーナの皆さま、大変お疲れさまでした。 安全通信委員長 宮川昌久