Event Report
2014年03月04日
3月2日(日曜日)にTYCレース2014に向けて、安全講習会とレース説明会が開催されました。
いよいよTYCレース2014が始まることになります。
朝10時の受け付け開始から東京夢の島マリーナ2階、2コマ通しの会議スペースに人が集まってきます。
昨年途中から前委員長辞任を引き継いだ山本レース委員長から、改めての挨拶・自己紹介と、昨年の事故に関する事実報告がなされました。
また今回のレース再開に対して、連絡体制等の改善や、TYCレース参加者の安全に対する意識の重要性が説明されました。
宮川安全通信委員長の安全講習会予定説明に引き続き、海上保安庁による安全講習会が行われます。 レース説明会の日に外部の人をよんで安全講習を行うというのは、今回初めての事です。
ライフジャケットの重要性や118番(海の救急)、水温と低体温症の時間的関係などに加え、昨年発生した東京湾内事故の具体的説明・取るべきだった対策等、「今回の保安庁の説明は、いつもと少し違うなぁ〜」と感じさせるものでした。
昼食を挟んで、午後1時15分からは宮川安全通信委員長から、ヨットにおける安全対策という視点で講演が行われました。
落ちないための工夫、ジャックラインやテザー取り付け位置の話などに加え、万一落水時に海面から助け上げられた後の救急処置に関する注意など、医療にたずさわる者ならではの説明はとても参考になりました。
午後2時からは「レース説明会」です。
今年のTYCレース内容の説明が、山本レース委員長から行われました。
「親睦」「帆走技術向上」を中心に安全に楽しむと同時に、家族や初心者にヨットの楽しみを広げていくためのTYCレースにしていきたいということでした。
また改めて、コミッティを自分達でやることの必要性と重要性が説明されました。