Event Report
2014年02月28日
2014年度のTYCレースに向けて、2月23日に第2回冬期練習会と安全講習会が実施されました。
今回は海面にブイを打ち、短めの距離に上マークを打ってのレース形式での練習と、JSAF大坪氏を読んでの安全講習会の2部構成です。
9時、アトリウムには第1回を上回る15艇の参加艇の艇長が集まりました。
今回は13艇の練習艇と2艇の本部艇・監視艇で合計73名の練習会参加となりました。
今回の本部艇はシグモア、大型のモータークルーザーです。
運営手順も大切な訓練、7名と少し多めのメンバーが本部艇に乗り込みます。
波はほとんどないですが、風は、ほぼ真北5〜10ktで気温も低い。
各艇とも寒さの中、既定の海面に向かいます。
レース海面に到着後、実際のレース手順に沿って海上エントリー。
10時55分に最初の練習スタート。
各艇とも比較的余裕をもってスタートしていきます。上マークを回って帰ってくるだけの練習を2回行いました。
それでも2回目は準備旗降下で時間を間違えたか、
3艇がリコールでスタート(解消せず)。
2回の練習後は各艇からの通信訓練
なんらかのトラブルを想定して、本部艇や陸上本部へ連絡を行います。
今回、各艇からの連絡内容を極力各艇に任せ、本部艇では「報告を聞く」形をとりました。
救急要請の要否や、トラブル発生場所などは、報告から抜けることが多く、陸上・海上本部で連絡を受けた際に「本部側から確認する」ことが必要と感じられました。
マリーナに戻った後、各艇片づけした後、午前中の参加艇からと、海上練習には参加していない艇からも含めて約50名が参加しての安全講習会が実施されました。
今回、JSAF(日本セーリング連盟)大坪氏を招き、話を聞きました。 ライフジャケットを正しく装着することはもちろんですが、まずは落水しないことが第一、そのために荒天時につけるテザーの位置や長さなど、とても参考になったのではないでしょうか。