6月4日から6月12日までオランダを訪問してまいりました。
オランダ人曰く“Holland is water and sailing!”と聞いていました。実際訪問してみると、首都アムステルダムにはセイリングボート・ヨットは 少なく運河沿いにハウスボートの係留が多く見られました。
その代わりびっくりしたのが自転車の数です!駐輪場は、エッ!何この数!
市街地は、自転車の早いこと、早いこと! 私達が、事前に自転車にて観光をしたいと伝えましたら危険だからやめろと 言われたのが現地に行って解りました。
マリーナは運河・川のいたるところにあり、写真のように(オランダは国土の70%が水面より低い為)土手の反対側にマリーナが存在していました。
運河や川には写真のような(これは大きなものですが!)橋があがるものや、開くものがボートを通すために造られています。土手の草花の中に係留されて何かのんびりして気分が良かったです。
ちなみに係留料は年2000ユーロ(40Fくらいまで 陸電・水有り)です。日本の係留料を言ってみたら目を丸くしていました。
セーリングボートに実際乗艇したのは、アムステルダム北東のKampen(1時間半くらい)のKampen Marina にてfan B.Kroomさんの35Fのセーリングボート(写真)です。
オランダは、現在日の暮れるのが午後10時くらいで皆さん仕事を終えてのセーリングをしていました。
私たちも、出港したのは午後7時前でした。(夜明けは5時くらいですかね)
オランダは、あまりヨットクラブという組織が無いようで(私の聞いた範囲では)パージはKampen Marinaのものと交換してまいりました。
Fan b.Kroonさんは今年61歳で、この年齢の方々は英語が話せず日本はとても遠い国でTYCのパージを喜んで(ビックリ!)いただきました!
セーリングは夫婦もしくは一人で楽しんでいる方が多いようでした。
Kampen で見て(私が無知なのですが!)感激したものが、写真の木造セーリングボートで、両脇についているキールをディンギーのキールと同じように風向きにより深さをかえるセーリングボートを小さいものからクルーザーまで見たことです。セーリングの伝統を感じました。 Kroonさんも写真のものを所有していました。
年一回そのセーリングボートのレースがあり(二日で往復)、普段は船外機にて入出港していますが、レースの際は写真の様に手漕ぎで行っていました。
Kroonさんのボートが、製造会社“Taling”のホームーページで船名“Buiterd”を入力すると今までの改造記録及び状態を見ることが出来ます。他の方がUSEDボート購入する時の大変な参考になると思いました。
今回の訪問で、Krronさん家族と何日間か過ごし今後の人生の過ごし方を学んで帰って来ました。
Dream A (H-1) 月岡 恭二
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