フランシスコ・ザビエルの末裔 夢の島へ

 

行事委員会 佐々木 道彦

   
 6月28日に中国から東京・夢の島に水上オートバイでスペイン人が一人で航海して来ました。

 日本にキリスト教をもたらした宣教師フランシスコ・ザビエルの末裔であるこの若者は、宣教師ザビエルの航跡をたどり中国上川島を4月7日に発ちマカオ、香港、台湾、を経て日本の石垣島、その後、ザビエルのゆかりの地である鹿児島、長崎、平戸、山口を経て最終目的地である東京に6月28日到着しました。

 水上オートバイによる約5000Kmの航海でした。

 東京ヨットクラブではマリーナ管理室と協力してこの宣教師ザビエルの末裔、アルバロ・デ・マリチャラール氏に記念の東京ヨットクラブ旗や花束を贈呈するなどして歓迎しました。 

 到着は平日の午後にもかかわらずスペイン大使館をはじめ数カ国の大使館員、TV局などの報道機関、支援者など約150人が集まり、盛大な歓迎式典および記者会見が行われました。

 この歓迎式典には佐々木行事委員長が出席いたしました。  

●Alvaro de Marichalar氏の主な航海経歴●    
 2002年ローマよりニューヨークまで水上オートバイによる大西洋横断(ギネスワールドレコード)、
 2003年パリからロンドン、モスクワからサントロペテルスブルグ、
 2005年バルセロナからオデッセ。


 
 
スペイン国旗を振りながら
夢の島マリーナに到着したマリチャラール氏

 


上陸したマリチャラール氏に歓迎の花束が
 
 
シャンペンを一気に飲み干すマリチャラール氏

 


マリチャラール氏を歓迎する柳田マリーナ管理室長
 
 
東京ヨットクラブから記念のフラッグが手渡された

 


5000キロを航海してきた水上オートバイ
 
 


スペイン大使を交えての記者会見

 


歓迎パーティーでスピーチをするマリチャラール氏