Event Report
2018.08.23
8月18日の保田ミーティングの翌日、保田帆走会です。
2015年から始まった「早いもの勝ち」
先に出たレーティングの低い艇を、後からスタートした艇が追いかけ、浦安沖に早くもどってきたものが勝ちです。
今年は11艇の参加となりました。
保田沖、大網を避けたあたりで今年もTONOASがスタート艇を務めてくれました。
オージーガールとTYC会長艇、クリスタル・タンゴが朝7時にスタート。
その後、FREEDOM、海羚と順次スタートしていきます。
風はほぼ真北から5~6ktと弱め。浦安までタイムリミットの16時半に戻れるか…
ちょっと難しい風かもしれませんが、途中まででも前後の艇と「抜くぞ~」「抜かれるか~」
それはそれで楽しい。
5番目と6番目は最初のスタートから55分後、TwilightとZephyrosが同時刻にスタートです。
のんびり帆走会・・・のはずも、「写真撮ってね~」「前からの写真で良ければね~」
軽風の中、二艇でのタッキングマッチです。
浦賀航路№3ブイの手前で先頭を帆走していたオージーガールに追いつきました。
この時点で全艇団のトップです。とはいえ、微風。
14分後にスタートした最大艇のVEGAⅢの帆が遠くに見えてきます。
その後第一海堡のところでVEGAⅢについに追いつかれました。
海堡をかわしてから横断橋の下まではほぼ1本コース。 最終スタートのブラックセイル、RabitTailとAZが相前後して上から抜いていきます。
ここからは本部艇 小室さんのレポートに譲ります。
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本部船は、予定どおり11:30から 浦安灯標南0.5mileの位置にアンカリングをして待機。ちょうど先頭艇が第一海堡にさしかかろうとしているころでした。
2018年の本部船は、例年のASTOに加え、ハートオブニッポン、AQUAの助っ人が加わり、6名で担当しました。
13:45、アクアライン通過のロールコールが入ったものの、風がなく、なかなかスピン、船影が見えてきません。
16:00過ぎくらいらか、トップである、Rabit‘sTailとAZが見えてきて、なんと、7時間30分走って、フィニッシュ時間差は3秒弱。
フィニッシュ前のデッドヒートはすばらしいものでした。
その後、タイムリミットの30分近く、ぎりぎり16:26:10にVEGAⅢのフニッシュ8時間17分 あきらめずに走り結果を出したことはすばらしいです。
残念ながらタイムリミットに間に合いませんでしたが、Zephyrosは、16:35:15、8時間40分走りきりました。
コミッティとしても、5時間以上海上で待機していて、リタイヤしても本部船によってきて無事かえってきたことを伝えてくれるのは、大変うれしいことです。
(まあ、スタート時間を決めているレース委員長艇が5分不足でDNF・・・本部船は盛り上がりました(笑))
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軽風の北風、フィニッシュできたのは3艇だけでしたが、爽やかな風の中、各々のライバル艇(と思っている艇と)一緒に帆走できるのはまた違った楽しみがあったのではないかと思います。
来年はもっとたくさんの艇が参加して、一緒に帆走できるといいなと思います。
同じスタート時間の艇ならビールとか賭けて帆走するのも楽しいかも。
皆様おつかれさまでした。