Record Of Race Participation
2011年10月25日
今年で4回目になるが昨年に引き続き、第14回横浜ベイサイドマリーナオープンヨットレースに参加した。
今回は、東日本大震災復興支援チャリティーヨットレースとして開催されたが115艇が参加! ここ数年は100艇を終える大きなレースである。
その参加艇には、津波の被害から奇跡的に無事だったヨットとしてMYSTIC-Xも宮城県から参加することになった。
レース当日の天候は一日中雨の予想だったが、午前中小雨が降っただけで、午後からは予想に反して曇り時々晴れの天気となり南風の影響で気温も上昇し暑い日となる。
午前中は小雨交じりの中、風も弱く風速1〜3mの北風!
本部船からアウターまでの距離も長く参加115艇がスタートラインの近くに犇めきあっていた。
定刻通りIRCクラスの予告信号が発せられ参加17艇が11時にスタート!
多少西よりから風が入ってきたことを察知してアウター寄りからスタートした艇が多かった。
10分後にオープンクラスAがスタートしたが、風は微風のため参加約50艇が思うように動けないようでラインから2列3列となり本部船寄りも凄い混みようだった。
オープンクラスAの5分後が、当艇の参加するクラスBのスタートだったが、まだクラスAにはスタート出来ていない艇もおり、スタートライン上は密集していた。
当艇は本部船よりからスタートしようとしたが、混み合ったライン上には入らず接触を避けるため本部船の右後方で待機しあまり近づかないようにしていた。
定刻通りスタート信号が発せられたが、余りの混雑ぶりにリコール艇が読めずゼネリコ!
かなり、皆さん気合が入っている感じでした。
その後、次のスタートまで待機している際に風が西寄りに振れたのを察知したので、有利になったアウターサイドへ速攻移動!
アウターへ移動したが、少し早すぎるタイミングだったので一度Uターンして再度アウターへ!
スタートと同時にタックをする予定だったが、後方から大型艇がかぶってタックをする気配もなくスターボーで突進してきたのでその艇を先に行かせてその後タック!
その間ブランケになり艇が行き足を失って出遅れた感じになったが予定通りタックをしてポートで帆走!
上手くブロー帯に乗り、後続艇を引き離す。
風は、西の岸寄りがアップウインドでブロー帯となっており、ポートである程度走っては左に反してブロー帯に乗せて快走!
中央よりからジャストスタートしタックを返してポートで帆走するSPRAYが若干先行していた感じだったが徐々にこちらの西寄りに良い風が入ってきて上マーク手前までは並走する感じになる
ここから、急激に風が弱くなり艇速が0.5〜1.0ノットの神経戦!
SPRAYとミート合戦となる!
風の触れで多少有利になった時もあったが、上マーク手前は風のシフトが激しくタック角度が120度くらいの上りで中々マークにたどり着けなかった。
右海面を使ったstellaが上げ潮の流れとブロー帯に乗って快走し1上マークはクラストップで回航!
当艇がもたついている間にSPRAYも微妙なブロー帯に乗りマーク回航を先行される!
そして、stellaとは約7分、SPRAYとは約5分半後に当艇がマーク回航したが、このタイム差が後々まで響いた感じがした。
先行したSPRAYはダウンレグのブロー帯に上手く乗り快走!
その後、サイドマークを過ぎると風が振れたせいでスピンアップはできなくなりクローズドリーチで帆走!
下マーク回航後はタックしてスターボーのクローズで帆走するが途中風が南に振れたのを敏感に察知し速攻スピンアップ!
風が南から入ってきた影響で、後続からデカイスピンをはらませたIRCの大型艇が数艇物凄い勢いで接近してきたのは圧巻!
2上マーク直前で、競り合うCAVOK(右側)とレティシア(左側)にサンドイッチされましたがIRCは、8レグから6レグにコース短縮となりここでフィニッシュ!
結果は、オープンクラスBにて 着順2位 修正4位!
昨年は、着順2位 修正2位だったので今年は修正順位が落ちたが、当艇の実力は出し切ったと思いう。
レース中に如何に0.1ノットの艇速を上げる努力をするかしないかの違いが結果に出ていると思う。
ミスを少なくすることの積み重ねが速さにつながるし、それを怠れば遅さにつながる。
プラス・マイナスの差は大きな違いとなるので、クルー各自がそのことに注意して実行・実践することができれば、また違う次元の走りができるかもしれない・・・
目標があることは、楽しいことだと思う。
ちなみに4位の副賞は次の通りでした。
YBMのレースは副賞が豪華ですね〜
1.タイクーンでの5,000円分お食事券
2.YBMアウトレットでの5,000円分の商品券
3.ゴルフボール一箱(6個)
4.SBカレールー10箱
5.フットセールポーチバッグ
などでした。