東京ヨットクラブ

1月26日（日）に2014年第1回冬季練習会を開催いたしました。
心配された天気も前線が朝早く通過し、晴れ間が広がる中、１４艇から全部で４２名が集まってくれました。

９時からの艇長会議では、非常時を想定した救助や連絡体制にもとづく通報訓練などを実施する手順が説明されます。

その後、陸上本部や海上本部艇、海上での参加艇に分かれ、また人数の少ない艇は他の艇に同乗するなどして、８艇が出航していきます。

海上での訓練では、本部艇とマーク艇代わりの艇の間をいつもの手順でスタートした後、落水者が発生したことを想定した訓練を実施しました。

落水者を出した艇、落水した艇の後で他艇を警戒する艇、警備艇などに役割を分けて、落水から海上本部艇・陸上本部への連絡、救急車の手配やレース中止の連絡などの訓練を２回実施しました。

その後、マリーナに戻り、陸上本部が準備してくれた暖かいおでんを食べながら、今日の練習会での気づき事項などの情報交換が行われ、２時過ぎに無事終了しました。

今回の訓練は昨年の事故時の経験から、万一の時少しでもスムースに連絡が行われることを目的に行いましたが、実際に行ってみて初めて分かることもあり、大変有意義だったと思います。

今回の結果は、今後の安全講習や艇長会議での連絡内容に反映するなど、より安全なＴＹＣレースを目指して生かしていきたいと思います。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＴＹＣレース委員長　山本 人一