Event Report
2013年05月21日
2013年5月19日、「東京港ヨットレガッタ」という、東京都がサポートする冠大会を兼ねてTYC第3戦が開催されました。
当初、天気予報では曇〜雨が予想されていたが、19日が近づくにつれ、予報もよくなり、薄曇りではあるが陽射しも見える朝となりました。
前日からの南風が朝もしっかり残り、東京湾奥はチョッピーな波がたっていて、風も16ktくらい。海面視察の結果、なんとか実施できるだろうと開催決定します。
艇長会議では、東京都を代表してマリンプレイスの北住副理事長からご挨拶いただき、各艇がスタート海面へ
スタート海面ではかなりの風、ブイが流れないように、しっかり打ち、いよいよスタート。
1.2マイル、215度 風17、8kt程度(今回、ブローで20ktオーバーまでになりましたが、風向は最後まで安定していて、いいレースが出来たようです)
今年からレースクラスABが10:30、その後10分遅れてレースクラスCとクルージングクラスがスタート。
つづくレースクラスC・クルージングクラスではほぼイーブンのスタート。
各艇、エンジンで微妙に前後に動いている本部船を見ながらの多少余裕をもったスタート。
Team 10 Jr.とハートオブニッポンのレースC2艇が、その中でラインに近いところから、船団を引っ張っていきます。 大型艇の義船が少しラインから遅れた位置からだが、強風で挽回を目指して追いかけていいきます。
ブローで20ktを超える風の中、上マークを回った後、レースクラスA 、Quatre HIRO とコンステレーションの大型艇2艇が、上マークを回った後サイドbyサイドでスピンを上げて下マークを目指していくのが見えます。
レースクラスBではボーンフリーハートがAクラスの大型艇に離されずにいい走りです。
何艇かリタイアも出る中、トラブルを避けてスピンを上げない艇もありますが、それでも波に乗り、けっこういいスピードが出ているようです。
またスピン上げた艇もブローチングしたりしています。
遅れてスタートした、レースクラスCとクルージングクラスでは、義船がレースクラスCやクルージングクラスのライバル艇を「ごぼう抜き」してファーストフィニッシュ。
義船の艇長曰く、「今日はうちの風だった」ということで、お見事でした。