Event Report
2012年05月01日
大型連休前半の4月29日(日)に開催された、第1回東京湾スバルザ・ダブルハンドヨットレース!
早朝5時からレース運営の皆さんが準備を行っていました。
このような大会は、多くの運営の皆様のお蔭で成り立っております。
本当にありがとうございます。
スタート時の風は東3ノットの微風でしたが、参加した艇には初めてダブルハンドに挑戦する選手も多く、強風で艇のコントロールが出来なくなるようなことを考えれば、とても穏やかな風で緊張がほぐれたと思います。
今回80艇限定の参加艇数に対し、申込みと事前審査等で73艇の参加となりましたが、全艇が本部船へ海上エントリーし、スタートラインを流している光景は壮観でした。
スタートラインはかなり長く設定されており、ラインを機走で流すだけでも結構時間が・・・
そして、引潮の影響が意外とありレースコースサイドへ流される傾向があった。
そんな中、73艇は思い描いた作戦でスタートを待ちわびていました。
ライン中央から本部船寄りでスタートした艇がブロー帯を掴み、大型の義船艇とディンギーのようなSAMOA艇の行き足が良かったようだった。
他の艇もスタートライン一杯に広がりスタート!
その後、東の微風に対してアウターからスタートしたCAVOK艇や、軽排水量のSAMOA艇、Varoom Roadstar艇、ツパマロス艇が行き足を延ばして行った。
その後、スタート時は東の微軽風だったが、どんどん風が弱くなり各艇の行き足が止まりだした。
この日の風は南に振れる予報だったが、10時過ぎにレース海面では西風にシフト。
西風は徐々に北西にシフトし、風速も4ノットから6〜8ノットに上がってきた。
微細なトリムを行った艇が僅かなブロー帯に乗り先行出来たが、その中でもAクラスのSAMOA艇がダントツの走りを見せ回航マークへ1時間32分で到達!
大きなジェネカーが一際目立つ!
SAMOA艇が回航する際、回航マークに待機していたマークボートや観覧船によると、後続艇はまだまだぼんやり艇が見る程だったようだ!
コース上には大型船舶が数か所停泊していたが、左右どちらを通過するか・・・
更にコース上を横切る大型船舶を、どう交わすかが難しい判断だったかもしれない。
12時過ぎに風は西から南西10ノット前後に上がり、ダウンウインドで艇速も5〜6ノットで快走!
そして、AクラスのファーストホームはSAMOA艇!
BクラスはPASTIME2!
隼スピリットⅡは早かったが、リコールのため5%タイムペナルティで修正着順3位となってしまった。
その後も、風は安定して吹き最終艇も14時32分でフィニッシュ!
スタート時は、微軽風でどうなるかと思ったが後半は安定した順風でトラブルもなくレースは終了した。
第1回目の東京湾スバルザ・ダブルハンドレースとしては最高のコンディションでレースを終えることが出来たと思う。
気になるレース結果は次の通り
Aクラス
優勝 TUPAMAROSS(P.C.G 747OD)(浦安)
2位 Varoom Roadstar(Melges24)(浦安)
3位 ボーンフリーハート(YOKOYAMA30R)(夢の島)
Bクラス
優勝 マニジュ(YAMAHA23Ⅱ)(浦安)
2位 イーグルⅠ世(YAMAHA23Ⅱ)(夢の島)
3位 隼スピリットⅡ(TAKAIミニトン)(浦安)
ファーストホーム
Aクラス SAMOA(Bohica85)(サニーサイド)
Bクラス PASTIME2(イオロス26)(YBYC)