Event Report
2012年04月30日
東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルのサンルートプラザ東京「マグノリアホール」で行われた、第1回東京湾スバルザダブルハンドヨットレースウェルカムパーティ。
ドレスコード指定の大人の格式あるパーティになった。
壇上にはこの大会に協力して頂いたTIFFANYの入賞トロフィーを並べさせてもらった。
優勝カップはあのサー・トーマスリプトンに送られたという高潔の象徴である「LiptonCup」を模して造られた「ハミルトンカップ」が並んでいる。
レースに負けてアメリカに持っていかれた100ギニーで作られた「アメリカスカップ」を取り戻すために、イギリスの名誉を賭けて30年に渡り愛艇「シャムロック」でニュークヨットクラブに挑み続けたサー・トーマスリプトン。
しかし5回の挑戦で一度もアメリカに勝つことは出来なかったこの悲劇の紅茶王に、ニューヨーク市民がTIFFANYに依頼して造らせ、友情の証として贈ったものだ。
喜んで受け取ったサー・トーマスリプトンだが、ぽつりと「私が欲しかったのはこれではないのだよ」とつぶやいたという。
各テーブルに配られた特別に持ち込んだ600人分のシャンパンがあっという間に空になってしまったようで、あちらこちらで「シャンパン足りない!」
というドレスコードを身にまとっている紳士とは思えないヨットマンらしい声が聞こえた。
宴が盛り上がったところで遥々370マイルを掛けて西宮より参加をした「たまご丸」さんに対し、その心意気を評して「セイリングスピリッツ」賞を送らせて頂いた。
賞品はSAILRACINGのジャケットを男女それぞれを用意した。
そして、いよいよ女性限定のサプライズが始まった。あの女性の誰もが憧れるというTIFFANY製のダイヤモンドがヘッドになったネックレス「バイザヤード」の抽選だ。
ウェルカムパーティの入場チケットとなったバングルに打たれた通し番号と同じものが箱の中に入っているので、それを引き当てるというものだ。
その役はJSAF名誉会長の山崎達光氏にお願いした。