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イベントレポート

Event Report

3月4日(日)に東京夢の島マリーナ2階会議室にて、2012年度のルール講習会とレース説明会が開催された。

TYCレースは3月25日(日)が第1戦となるが、シリーズ戦に向けて多くの方が集まった。

ルール講習会

13時から行われたルール説明会では、TYCプロテスト委員会から講師としてA級ジャッジ取得者のプロテスト委員長高橋氏と鈴木氏が務める。

初めに高橋氏からレース中に於ける権利艇についての説明。
基本的なルールであるが再確認の意味を含めて説明があり、間違い易い、上マーク、下マーク回航時の権利艇について説明があった。

後半は、鈴木氏がレース中のインシデントについて抗議を行う場合と、受けた場合の対処方法の説明。

そして、抗議書の書き方の説明があった。

レース説明会

15時からTYCレース委員会の各委員により、本年度のレース等に関する説明が行われた。

初めにTYC会長小島氏の挨拶!

そして、今年からTYC競技委員会委員長となった市川氏の挨拶の後、各委員の紹介と競技委員会ホームページがリニューアルされる説明が行われた。

実際のサイト映像がプロジェクターに映し出され、ヨットレースに関することは全てこちらのサイトから閲覧できるようになるようだ。

次のような内容がサイトを通じて対応できるようである。

1.レースに関する資料の閲覧。
2.レースに関する申込がエントリー費も含めネット上から行える。
3.レースに関する、リザルト、映像、写真、航跡、の閲覧。
4.レース参加艇の紹介
5.若手トッププロセーラーによる帆走技術に関する解説映像(尚、この解説映像はTYC会員専用としてパスワードがかかるようである)

等々、他にもサイトの内容はかなり充実しているようである。

まだ、サイトの公開は試験段階であるようだが3月下旬から正式公開ができるよう調整を行っているようである。

【注】:エントリー費のネットからの払い込みは、手続き準備の関係から今年のTYC年間申込には間に合わないので、従来通りの振込になる。

帆走指示書の説明

次に帆走指示書の説明が行われた。

一部記載事項に間違いがあった点の変更連絡に引き続き、昨年より変更となった点や注意すべき点への説明が行われた。主な点は下記の通り。

●(間違い連絡)
帆走指示書内の「レース実行委員会」という名称はすべて「レース委員会」と変更になる。

●(追加説明)10.3 
「スタート・マークおよび風上マークと風下マークはオレンジ色の円筒型ブイを用いる。」にマークの区別の追加説明あり。

描かれた文字は、スタート・マーク(TTC)、上マーク(TYC)、下マーク(HOOD)を用いる。

●(変更点)26.3 
「抗議、救済の締め切り時間は、そのレース日の最終艇フィニッシュ後90分とする。」となり昨年より30分短縮となった。

●(間違い連絡)33.1 
「各レースにて協賛品がある場合のみ賞を授与する」という記述は「優勝艇にはトロフィーが授与され、2位と3位には賞が授与される。」と幅広く賞するように変更になった。

●(間違い連絡)34.2 
年間総合成績の表彰式日程は2012年12月1日(土)の予定。

さらに「参加艇」の定義について、年間エントリー艇は朝、出艇申告を以て、また都度エントリー艇は申込振込された事を以て参加艇とすることが説明された。

レース説明会は帆走指示書の説明を以って終了したが、その後、各レースの担当コミッティが集まり日程の確認が行われた。


いよいよ、3月25日からTYCレースのシリーズ戦が行われます。

東日本大震災から約1年が経ちますが、三陸に面した被災地では海に関する観光収入が復興に欠かせないこともあり、地元やボランティアの多くの皆さんの協力によりマリンスポーツとしてサーフィンなどが出来るようになったようです。

同じ海を愛する者として被災地の皆さんの気持ちに負けないくらい、多くの皆さんが海で楽しめるようヨットレースを盛り上げてみませんか?

レース申込資料は、リンク先にありますので皆様の参加申込をお待ちしています。